世界で最もサッカーの視聴者数が多いと言われているプレミアリーグ。
そして、現地のスタジアムで最も飲まれているものといえば、、、
それはビール!!
プレミアリーグでは、試合中に観客席にビールの持ち込みを禁じているため、
試合前、ハーフタイム、試合終了後にビールの注文が殺到します笑
私も現地で観戦した時に軽く飲みますが、イギリスではビール1杯を1pint(ワン パイント)と呼び、
量は約568mmにもなります。多い!!
ただ安心してください。アルコール度数は日本のビールより少ないものが多いですし、
ハーフパイントという手頃なサイズもあります笑
そして現地で飲みながら思ったのです。好きなクラブのビールをたくさん飲めば、
そのチームに貢献できるのでは?と
そこで各クラブのビールスポンサーを調べてみることにしました。
22/23シーズン順位
1.マンチェスターシティ
22/23シーズンを制し、3連覇を果たしたマンチェスターシティ
ビールのスポンサーは、なんと日本のビールメーカー、、、
アサヒスーパードライ!!
皆さんお馴染みのキレがあり、スッキリした味のビール。
2.アーセナル
6期ぶりにCL出場権を獲得したアーセナル
ビールスポンサーは、地元に程近いカムデンタウンにある醸造所
カムデンタウン・ブルワリー!!
2010年に設立のビールメーカー
ヘレスラガーやペールエールを主力としてロンドンのパブで取り扱われています。
ヘレスラガーは、ヘレスの麦芽の風味とラガーのホップの苦味をハイブリッドした飽きのこない味です。
ペールエールは飲んだ時に広がる柑橘系のフレーバーが特徴で、こちらも飽きがこない味です。
もちろんロンドン市内のスーパーにて、缶ビールも売られています。
悲しいことに日本では未発売です。。。
アーセナルファン(グーナー)は、ロンドンに訪れた際に飲んだ方がいいですよ笑
3.マンチェスターユナイテッド
伝統のある名門クラブ、マンチェスターユナイテッド
悲しいことにビールのスポンサーが現在なし。
その代わり、ワインの『カッシェロ・デル・ディアブロ』とスピリッツの『シーバス』がスポンサーとなっています。
ちなみに以前は、タイのビールメーカーのシンハーがスポンサーでした。
4.ニューカッスル
近年、オーナーの変更でオイルマネーを獲得したニューカッスル
お金の力で選手を集めるかと思いきや、堅実に選手補強を行なっている賢いクラブ。
そんなクラブのビールスポンサーは、
カーリング!!
こちらも日本未発売のビール泣。イギリスのラガースタイルのビールで、特徴はイギリス人曰く本当に普通のビールとのこと。特徴のないのが特徴だそうです泣
こちらもイギリスに訪れた際は試しに飲んでみたいビールです。
6.リヴァプール
22/23シーズンCL権を逃してしまった名門リヴァプール
ビールスポンサーは、
カールスバーグ!!
日本でも販売しているデンマークのビール
世界でも多くで売られており、世界第5位の市場シェアを誇るビールメーカー。
ピルスナー(下面発酵)スタイルのビールで、キレがあり、喉越しで飲み終えるとホップと麦芽の風味が抜けていく感じがします。
6.ブライトン
イングランド南部に位置するブライトン。三笘薫選手が在籍中のチーム。多くの日本人がブライトンに現地応援したいはず。
ビールスポンサーは、
「ハイネケン」と「harveys brewery」
チャンピオンズリーグのスポンサーとして有名なハイネケン。
ハイネケンは、ヘレス(下面発酵)スタイルのビールで、キレもありつつ、コクもあるのが特徴です。
一方、harveys brewery(ハーベイズブルワリー)は、地元のクラフトビールメーカー。
主力商品のサセックスベストは、アルコール度数が4.0%と低く、バランスの取れた苦味と飲んだ際にキャラメルのようなフレーバーがあるようです。ブライトンに行った際は、是非飲んでみたいビールです。
7.アストン・ヴィラ
工業都市バーミンガムに拠点を置くクラブチーム
ビールスポンサーは、
ブライトンと同じハイネケン!!
ハイネケンは、ヘレス(下面発酵)スタイルのビールで、キレもありつつ、コクもあるのが特徴です。
8.トッテナム
ノースロンドンに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーは、
こちらもハイネケンです。
ハイネケンは、ヘレス(下面発酵)スタイルのビールで、キレもありつつ、コクもあるのが特徴です。
9.ブレントフォード
西ロンドンでヒースロー空港に程近い位置に拠点を置くクラブチーム
ビールスポンサーは、
fuller’s London pride(フラーズ ロンドンプライド)!!
ようやく連続ハイネケンからの脱出!地元ロンドンで有名なビール
ロンドンプライド!!
日本でも販売されていますし、都内で取り扱って店をあったりします。
このビールの特徴は、エール(上面発酵)テイストで、グレープフルーツのような柑橘系のフレーバーとローストしたモルトの香ばしさを感じます。
10.フラム
西ロンドンに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーは無し。
余談ですが、日本企業のヤクルトがクラブパートナーとなっています。
11.クリスタルパレス
南ロンドンに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーは、
リヴァプールと同じカールスバーグ!!
ピルスナー(下面発酵)スタイルのビールで、キレがあり、喉越しで飲み終えるとホップと麦芽の風味が抜けていく感じがします。
12.チェルシー
西ロンドンに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーは、
シンハー!!
タイを代表するビール。ラガー(下面発酵)スタイルのビールで、アルコール度数は5%。東南アジアの熱い気候にピッタリなスッキリした味となっています。現地では、氷で割って飲むのが主流です。よりマイルドになりゴクゴクと飲めるようです。
13.ウルブス
イングランド中部に位置するウェスト・ミッドランド州の都市ウルヴァーハンプトンを
拠点とするクラブチーム
ビールスポンサーは、ニューカッスルと同じ
カーリング!!
日本未発売のビール泣。イギリスのラガースタイルのビールで、特徴はイギリス人曰く、本当に普通のビールとのこと。特徴のないのが特徴だそうです笑
14.ウェストハム
西ロンドンを拠点とするクラブチーム。2012年のロンドンオリンピックのメインスタジアムを
サッカースタジアムに改修し、本拠地としています。
ビールのメインスポンサーは、
再登場ハイネケン!!
ハイネケンは、ヘレス(下面発酵)スタイルのビールで、キレもありつつ、コクもあるのが特徴です。
15.ボーンマス
イングランド南西部にあるドーセット州ボーンマスに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーは、
ハイネケン!!
ハイネケンは、ヘレス(下面発酵)スタイルのビールで、キレもありつつ、コクもあるのが特徴です。
16.ノッティングガム・フォレスト
イングランドの中央部ノッティングガムに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーはなしです涙
17.エヴァートン
リヴァプールに拠点に置くクラブチーム。本拠地のグディソンパークは、リヴァプールFCの本拠地アンフィールドから直線で約600mくらいしか離れていません。
ビールスポンサーは、
カーリング!!
日本未発売のビール泣。イギリスのラガースタイルのビールで、特徴はイギリス人曰く、本当に普通のビールとのこと。特徴のないのが特徴だそうです笑
18.レスターシティ
イングランド中央部に位置するレスターシャー州レスターを拠点とするクラブチーム。
岡崎慎司選手が在籍していた、2015-16シーズンにプレミアリーグで初優勝し、
「ミラクル・レスター」と讃えられたことで有名。
ビールスポンサーは、
Chang(チャーン)!!
こちらもタイを代表するビール。ラガー(下面発酵)スタイルで、さっぱりとした喉越しと甘めな味です。
19.リーズユナイテッド
イングランド北部に位置するウェスト・ヨークシャー州シティ・オブ・リーズに拠点を置くクラブチーム。
ビールスポンサーは、
ハイネケン!!
ハイネケンは、ヘレス(下面発酵)スタイルのビールで、キレもありつつ、コクもあるのが特徴です。
20.サウサンプトン
イングランド南部に位置するハンプシャー州サウサンプトンに拠点を置くクラブチーム。
吉田麻也選手が長期間在籍していたことで有名。
ビールスポンサーは、
キングフィッシャー!!
インドを代表するビール。ラガー(下面発酵)テイストで、メープルシロップのような甘い香り、ドライな仕上げりでスッキリした味のビールです。筆者もイタリアのインド料理屋で飲んだ記憶があります。
まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか?
それにしても圧倒的にハイネケンがスポンサーのクラブチームが多かった(6チーム)笑。
というのもハイネケンは、世界2位のシェアを誇るオランダの巨大ビールメーカーで、創業者ジェラルド・ハイネケンが当時オランダで最も大きかった醸造所を買い取ったことから始まった企業です。
上面発酵スタイルから下面発酵スタイルにトレンドが変わることを察知し、下面発酵スタイルのビールを作ったり、3代目のアルフレッド・ハイネケンは知名度を上げるために広告活動に力を入れ始め、現在でも音楽イベントやスポーツの後援を続けています。