ペルー南部に位置し、標高2300mの高地にスペイン人が築いた都市アレキパ。
ペルー第2の都市で人口が約90万人。
市内のアルマス広場や、1579年に建てられたサンタ・カタリナ修道院が見所です。
これらは、2000年に「アレキパの歴史地区」として世界遺産に登録されています。
また、建物の素材として近郊で採れる白色の火山岩を用いられているため、別名「白い街」と呼ばれています。
それでは、物件の紹介に進めたいと思います。
①ポジョチャクタード屋
pollo chactado (ポジョ チャクタード)とは、
pollo … 鶏(チキン),
chactado …平らで重い石の下で揚げる調理法
つまり、フライドチキンのことです。
なお、アレキパやリマの郷土料理にCuy chactado(モルモットのフライ)があります。
モルモットのフライのグロ画像が見たい方は、「Cuy chactado」で検索してみてください笑
さて、アレキパ市内にあるポジョチャクタードを提供するお店はこちら、
「El Chactao Majeño」
チキンとモルモットの両方のフライを提供しているお店です。
②唐辛子料理屋
アレキパには、ロコトと呼ばれるアンデス山脈で栽培される唐辛子の一種を使用した
Rocoto Relleno(ロコト・レジェーノ)という郷土料理があります。
Rellenoは、詰め込むという意味です。
ピーマンの肉詰めのように中に細かく切った牛肉と野菜、レーズンなどをロコトに入れてオーブンで焼いた料理です。
ピーマンの肉詰めと異なるのは、ロコトは唐辛子なので辛いというところです笑
アレキパ市内でロコト・レジェーノを提供する店はこちら、
この中で、私が気になった店は、
「La Benita de los Claustros」
https://labenitadelosclaustros.com.pe/historia/
お店の建物(特に中庭の回廊)が美しいレストランです。
③アルパカ織物屋
ペルーの首都リマ同様、アルパカの毛を使用した織物屋がアレキパにもあります。
気になったのは、上の地図にも記載がある「Sol Alpaca」。
https://www.solalpaca.com
織物屋ではないですが、高品質のアルパカの衣料品を取り扱っているお店です。
④アルパカ織物工場
アレキパ南東部に「Qaytu Collection Import & Export SAC.」というアルパカの毛を使用した織物を製造、輸出している会社があります。
https://www.qaytucollection.com
⑤銅鉱山
銅の生産量の世界一位はチリです。
そして世界二位はペルーです。
3位は中国です。1位から3位までは、高校地理で暗記しておきたい内容です笑
アレキパから南へ約30km程行ったところにMina Cerro Verdeという鉱山会社があり、
銅、銀、後述するモリブデンの採掘を行っています。
⑥モリブデン鉱山
モリブデンとは、銀白色の硬い金属で、レアメタルの一種です。
金属にモリブデンを添加することで、硬度や耐衝撃性が向上するので、ステンレス鋼や鉄鋼の添加剤として使われます。
また、加工用の素材として宇宙航空産業でのロケット部品や、半導体や超電導の材料としても使われます。
モリブデンの生産量は、1位中国、2位チリ、3位アメリカ、4位ペルーとなります。
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