アラビア半島ペルシア湾岸の小半島にある国カタールの首都ドーハ。
2022年FIFAワールドカップが開催されたことで話題となった国です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①アラビア料理店
代表的なアラビア料理は、ひよこ豆をペーストしたフムス、炊き込みご飯のマンサフ、サラダのタブーレなどがあります。
ドーハ市内にもアラビア料理店はいくつかあります。
私が気になったお店は、後述する人工島「ザ・パール」内にあるレストラン
「Yasmine Palace Restaurant」。
https://yasminepalace.com
トリッピアドバイザーやグーグルの口コミでも高評価の高級レストランです。
②シャワルマ屋台
シャワルマとは、元々はトルコ語で「回転」を意味する「çevirme(チェヴィルメ)」からきているそうです。
羊肉や鶏肉を金属製の串に突き刺した状態で回転させて焼いた料理です。
※ケバブやギロスと同じ起源を持ちます。
イスラエルやレバノンの料理ですが、ドーハでも多くのシャワルマ屋があります。
私が気になったのが「Mr. Shawarma」というシャワルマ屋です。
チェーン展開を行っており、ドーハ市内に4店舗あります。
https://www.transindgroup.com/division-details-more.php?id=26
③ドゥハーン油田
カタールは人口(250万人)、面積1.15万㎢と小さな国ですが、石油の生産が世界14位、天然ガスの生産が世界6位と世界トップクラス産出国です。
カタール国内で石油が採掘される代表的な油田が、物件名の「ドゥハーン油田」で、カタールにおいて最大の生産量を誇る油田です。
④冷房解放スタジアム
2022年ワールドカップの開催地だったカタール。
大会期間中、カタールの気温が高いため、冷房を完備したスタジアムで行われたことで話題となりました。
今回は8会場中の3会場を紹介したいと思います。
アル・トゥマーマ・スタジアム
ドーハにあるサッカースタジアムです。
収容人数40000人。
ハマド国際空港に程近いところにあり、
ワールドカップのために新規で建てられました。
ルサイル・アイコニック・スタジアム
今大会のメインスタジアムで、決勝戦が行われたのも、このスタジアムでした。
なお、ドーハではなく、ルサイルという計画都市に建てられたスタジアムです。
収容人数88966人。設計者は、イギリスの建築家ノーマン・フォスター率いるフォスター・アンド・パートナーズ。
ノーマン・フォスターは、建築界のノーベル賞「プリツカー賞」を受賞した建築家で、
大英博物館のグレートコート、イングランドのサッカーの聖地ウェンブリースタジアム、ミミレニアム・ブリッジなどロンドンの現代建築を多く手がけています。ロンドン以外にも香港国際空港やHSBC ビル、北京国際空港など海外にも多くの作品を出しています。
アル・ジャヌーブ・スタジアム
カタール2番目の都市アル=ワクラにあるスタジアム。
2019年竣工。収容人数40,000人のスタジアム。
屋根の外観はカタールの伝統的な漁船ダウ船をイメージして作られたようですが、
上空からスタジアムを観ると「女性○」にしか見えないと評されていました笑
設計者はイラク出身のイギリス人女性建築家ザハ・ハディド。
こちらも建築界のノーベル賞「プリツカー賞」を受賞した建築家です。
日本の国立競技場もザハの設計のもとで進められてましたが、途中で白紙になったことで話題となりました。
代表作は、ロンドンのアクアティクス・センター 、北京の望京SOHO、デンマークのオードロップゴー美術館の増築などがあります。
⑤弾丸タワー
ドーハタワーのことだと思います。
上画像の中央付近にある、弾丸のような見た目をした高層ビルです。
「男○」の形とも言われています。男のシンボルですね笑
2012年竣工。高さ238m。現在、ドーハで6番目に高いビルです。
設計者はフランス人建築家ジャン・ヌーヴェル。
こちらも前述のノーマン・フォスター同様、
建築界のノーベル賞「プリツカー賞」を受賞した建築家で、
代表作はアラブ世界研究所、トーレ・アグバール、電通本社ビル。
建築を学んでいる学生は知っとくべき建築家です。
ちなみに私はジャン・ヌーヴェルは好みではありません笑
⑥トーチタワー
アスパイア・タワーのことだと思うます。
通称:トーチドーハ。トーチすなわち松明(たいまつ)の形をした超高層ビルです。
2007年竣工。高さ300m。
シドニー物件編でも紹介したシドニー・タワーと同じ双曲面構造で建てられています。
⑦巨大人工島
ザ・パールのことだと思います。
ドーハにあり人工島です。
外国人が自由保有権を取得できる島のようです。
高層ビル、ホテル、レストラン、ベネツィアの街並みを再現した街並みなどがあります。
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