スポンサーリンク

【元ネタ予想】桃太郎電鉄ワールド 地球は希望でまわってる! 〜クラスノダール編〜

スポンサーリンク
桃鉄

ロシア南西部、南部連邦管区クラスノダール地方の中心都市クラスノダール。
ソチから北西約170kmの所にある都市です。
ケッペンの気候区分では、温帯湿潤気候(Cfa)に属しています。

農業が盛んな地域ですが、ソ連時代には工業都市として知られ、現在でも農作業機械などの機械製造や食品加工などが発達しています。

それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。

①冬小麦畑

春小麦と冬小麦

小麦は種を播く時期と収穫時期の違いで「春小麦」「冬小麦」に区分されます。
春小麦は、春に種を播き、秋に収穫する小麦です。
寒冷な地域で冬小麦が栽培できない高緯度地域でみられます。
日本では北海道で栽培しています。

冬小麦は、秋から初冬にかけて種を播き、初夏から夏にかけて収穫する小麦です。
春小麦より温暖な地域で栽培され、世界の大半が冬小麦を生産しています。

ロシア=寒いというイメージありますよね。
寒い地域なので、ロシア全域で春小麦を栽培していると思われるかもしれませんが、
クラスノダールがあるロシア南西部は比較的温かい気候で、
記事の冒頭でも述べていますが、ケッペンの気候区分では、温帯湿潤気候(Cfa)です。
ですので、冬小麦の栽培が行われています。

なお、ロシアの高緯度地域であるシベリアやウラル山脈周辺の地域では主に春小麦を栽培しています。

高校地理で春小麦と冬小麦の設問は頻出なので、まとめると

春小麦春に種を播いて秋に収穫 ※寒冷地方
冬小麦秋〜初冬に種を播いて初夏〜夏に収穫 ※温暖地方
世界の大半は冬小麦を栽培。

ロシアのクラスノダールは温かいので、冬小麦を栽培。
シベリアやウラル山脈周辺地域は高緯度で寒いので、春小麦を栽培。

小麦生産量

小麦の生産量について、
2020年の世界の小麦生産量は、
1位中国  134250000t 1億3425万トン
2位インド 107590000t 1億759万トン
3位ロシア  85896000t 8589.6万トン
4位アメリカ 49691000t 4969.1万トン
5位カナダ  35183000t 3518.3万トン
6位フランス 30144000t 3014.4万トン
となっています。

2000年頃は、中国、インド、アメリカ、フランス、ロシアの順だったので、
語呂合わせの暗記法として、「中イアーン風呂フロ覗く」という覚え方がありました。

2000年代後半から2010年代頃は、中国、インド、アメリカ、ロシア、フランスの順になり、ロシアがフランスを抜いています。私の知識はここでストップしてました笑

そして、2020年には、中国、インド、ロシア、アメリカ、カナダの順になり、ロシアがアメリカを抜き、カナダが5位に浮上しました。
語呂合わせは「イロアカ」とシンプルな覚え方になるのかな?

つまり、何が言いたいのかというとロシアの小麦生産量は着々と増えています笑

ロシアの小麦生産地について

ロシアの小麦生産量が多い地域は、クラスノダールのある南部連邦管区がロシア全体の3割を占めています。
南部連邦管区に隣接する中央連邦管区が2割、北カフカス連邦管区が1割強を占めています。
南部連邦管区とその周辺管区で6割を占めており、冬小麦を栽培しています。

その他の地域では、沿ボルガ連邦管区が2割弱、シベリア連邦管区が1割強、残りがウラル連邦管区となっています。
なお、沿ボルガ連邦管区は春小麦と冬小麦の両方を栽培する地域で、
シベリア連邦管区とウラル連邦管区は春小麦を栽培しています。

以上より、クラスノダール周辺ロシア最大の小麦生産地域となります。

小麦輸出量

ロシアの小麦輸出量は世界一です。
輸出先は、主に北アフリカや中東諸国、南アジアとなっています。
なお、最大の小麦の輸出先はエジプトです。

②サッカー競技場

出典:By Антон Зайцев – https://www.soccer.ru/galery/1044519/photo/722017, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=68335896

Krasnodar Stadium(クラスノダール スタジアム)のことだと思います。

2016年開場。収容人数33979人のスタジアムです。
サッカー、ロシア・プレミアリーグのFCクラスノダールのホームスタジアムです。

外観はコロッセオのようなデザインとなっています。
内壁には360度の巨大なスクリーンがあります。

出典:By Дмитрий Пукалик – soccer.ru, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=66320546

スタジアム内は、気温がマイナス25度まで下がっても、10度まで上げることができ、フィールドには冷却と加温、座席には暖房システムが設置されています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました