パキスタン北東部に位置するパンジャブ州の州都ラホール。
同国第二の都市で、ムガル帝国時代の歴史的建造物が多くのこっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①パヤ食堂
パヤとは、パキスタンの伝統的料理の一つで、
牛、ヤギ、羊などの脚肉を、様々なスパイス、ハーブとともに煮込むスープカレーのことです。
ラホール市内には、パヤを提供するお店が多くあります。
参考までにHaneef Siri Payeというお店の画像を載せておきます。
②川魚フライ料理店
ラホールの名物料理にラホーリ・フィッシュという
淡水魚をスパイスでマリネしてから、高温の油で揚げる料理があります。
名物料理なので、ラホール市内にはラホーリ・フィッシュを提供するお店が多くあります。
参考までにBlow Fish Restaurantの画像を載せておきます。
③綿紡績工場
パキスタンは人口が多く、人件費が安い国です。
そのため、生産費用に占める労働費の割合が高い繊維や電気機械の組み立て工場が立ちやすくなります。※労働力指向型工業
また、パキスタンは労働力の多さだけでなく、綿花の生産量も多いので、
ラホール市内には綿紡績工場が多くあります。
なお、ラホールにはパキスタン最大の繊維会社ニシャット・チュニアン(Nishat Chunian)の本社があります。
おそらく工場(綿紡績工場)はこちら
④製鉄所
おそらくムガルスチールのことだと思います。
1950年設立。ラホールに本社を置くパキスタンの大手鉄鋼(製鉄)会社です。
ちなみにパキスタンは鉄鉱石の鉱床が豊富であり、
カラチやラホールなどの主要都市周辺で採掘が行われています。
また、鉄鉱石は原料が重く、原料のまま輸送すると輸送コストがかかるため、
採掘所付近に製鉄所を設ける傾向にあります。
※原料指向型工業
⑤金銀細工物工房
ラホールは金銀細工、絹製品、革製品などの伝統工芸が名高い都市です。
そのため金銀細工物工房がいくつかあります。
参考までにラホールにある金銀細工物工房Goldsmiths Co.の画像を貼っておきます。
⑥オート三輪屋
ラホールでは、オートリキシャ(Auto-Rickshaw)と呼ばれる三輪自動車が走っています。
オートリキシャは機械化された人力車という意味で、
インドやスリランカなどの都市部で一般的に利用されている乗り物です。
本題のオート三輪屋についてですが、
ラホール市内に多くのオート三輪屋や部品屋があります。
参考までにオート三輪販売店Tahir Autosの画像を貼っておきます。
⑦ラホール博物館
ラホール博物館のことだと思います。物件名そのまま笑
1865年設立。1894年に現在の場所へ移転。
ラホール市内にあるパキスタン最大の博物館です。
博物館にはインド・グリーク朝やガンダーラの仏教美術品が多く収蔵されており、
「断食するブッダ像」が有名となっています。
⑧ムガル皇帝の庭園
シャーラマール庭園のことだと思います。
1642年完成。
ムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンがラホール郊外に造営したペルシャ式泉水庭園です。
長方形の敷地の周りを高い煉瓦の壁で囲んだ庭園となっています。
庭園内の様子はこちら
なお、ラホール城と併せて
「ラホールの城塞とシャーラマール庭園」として世界遺産に登録されています。
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