アフリカ大陸西北部に位置するモロッコ。
そのモロッコの西北部に位置する港湾都市カサブランカ。
2014年のデータですが、カサブランカの人口は約336万人。
首都ラバト(約57万人)より人口が多く、モロッコ最大の都市です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①バスティラ料理店
バスティラはモロッコの伝統料理です。
伝統的な調理法では若いハトの肉を使用するミートパイです。
しかし、ハトの肉は入手が困難のため、鶏の細切れ肉を使用することが多いようです。
そして、甘い層と塩味の層を重ねて作るパイという特徴があります。
カサブランカ市内にもバスティラを提供する店はあります。
その中でも気になったのが「Pastilla régal」という店。
いろんな盛り付けのバスティラがあるようです。
②タコ漁事業
日本のスーパーでモロッコ産のタコが売られているのをよく目にします。
というのも、モロッコのタコ漁獲量は世界第2位です。
多くのタコを日本へ輸出しています。
理由としましては、モロッコの人々はあまりタコを食べないこと。
また、宗教上の理由でゲルマン系の人々は、タコをデビルフィッシュと呼び、忌み嫌っていることや、
タコを食べる国は、主に日本、韓国、タイ、スペイン、南フランス、イタリア、ギリシャくらいと言われているからです。
何より、日本人のタコの消費量は、たこ焼きや酢の物、寿司があるからか、世界トップクラスです笑
ただし、モロッコ産のタコにはカラクリがあります。
実は、モロッコ産と記載されたタコの多くは、モロッコの隣にあるアフリカ最後の植民地と言われる「西サハラ」で水揚げされたタコなんだそうです。
※西サハラについては、今後改めて記事にしたいと思います。
③ホブス雑貨市場
ホブスとは、中東や北アフリカのパンです。
中東や北アフリカにはピタパンがありますが、
ホブスはピタパンよりも丸くて平たい特徴があります。
本題の物件についてですが、
カサブランカ市内にある「Marché Central Casablanca(カサブランカ中央市場)」がモデルと思われます。
魚、肉、農産物、雑貨、レストランなどが並んでおり、賑やかな市場です。
調べたところ、牡蠣が人気のようです。
私は一度牡蠣にあたっているので、怖くて食べられません泣
④リン鉱山
リン鉱石が採れる鉱山です。
リン鉱石とは、過リン酸石灰などのリン酸肥料の原料となる鉱石のことです。
つまり、農作物に使う化学肥料の原料です。
原鉱は主に2種類に分けられ、
乾燥地域に多い燐灰石のような無機的成因のものと、
グアノと呼ばれる、コウモリや海鳥などの糞が長時間堆積し、化石化した有機的成因のものがあります。
主要産出国は、中国、モロッコ、アメリカです。
2021年のデータでは、モロッコのリン鉱石産出量は世界2位です。
⑤モロッコモール
名称そのまんま「モロッコモール」のことだと思います。
https://www.moroccomall.ma
2010年オープンのショッピングモールです。
面積は、59万㎡(東京ドーム約12個分)で、床面積アフリカ最大を誇ります。
モール内には、巨大な水槽があります。
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