アメリカ西部ユタ州の州都ソルトレークシティ。
湖面標高1282mのグレートソルト湖の沿岸に位置します。
宗教都市でもあり、キリスト教系の新宗教であるモルモン教の総本山テンプルスクウェアがある街です。
物件の紹介の前にモルモン教に関するおすすめのミュージカルをお知らせさせてください。
ニューヨークのブロードウェイやロンドンのウエストエンドで現在も公演中の
「The Book of Mormon(ブック・オブ・モルモン)」です。
ジャンルは、宗教コメディです笑
簡単に説明すると、主人公である2人のモルモン教の宣教師がアフリカのウガンダで布教活動をするストーリーです。ウガンダという宗教に無関心な国で、モルモン教に興味を持ってもらうために真面目に宣教活動を行うが、なかなか相手にされない。
そこで主人公の一人である小太りのカニンガムが教義とは異なる出鱈目を教え、だんだんモルモン教に入信するものが増えるが。。。興味ある方は「The Book of Mormon」で調べてね笑
私は、ロンドンでこのミュージカルを観て、めちゃくちゃ笑いました。
大半が下ネタです。特に劇中歌の「Hasa Diga Eebowai(ハッサディーガイボワイ)」が好きです。
主人公の二人は、当初「Hasa Diga Eebowai」は何とかなるさ、心配ないさという意味かなと思ったが、段々おかしいなと気づき、現地の人に改めて意味を確認したら、スワヒリ語で「Eebowai」は「神」、「Hasa Diga」は「○す」を意味すると教えられ、主人公たちは神への冒涜だとビビる歌です。
かなり話が長くなりましたが、物件紹介へ進めたいと思います。
①ハンバーガー屋
クラウンバーガーのことだと思います。
http://www.crown-burgers.com/locations.php
1978年設立のハンバーガーショップ。
2011年にユタ州で最高のハンバーガーである「Best Burger in Utah」を受賞しています。
②養蜂場
ユタ州の愛称は、ミツバチの巣の州と呼ばれています。
実際に養蜂場が多く、蜂蜜や蜂蜜チーズなどを製造しています。
ソルトレークでの養蜂の歴史は、ソルトレークシティの開拓者であるモルモン教の人たちが、この地で取れる甘味料が蜂蜜以外に乏しかったため、アメリカ東部からミツバチを運び、養蜂場を作ったのが始まりと言われています。
なお、ソルトレークシティにはMiller’s Honey Company(ミラーズハニー カンパニー)という、
1894年創業の蜂蜜製品を取り扱う会社があります。
https://millershoneycompany.com/wp/
③銅鉱山
ソルトレークシティから南西約40kmの位置にあるビンガム鉱山のことだと思います。
銅が採掘され、世界最大級露天掘り鉱山として知られています。
この人工の巨大穴は、宇宙からも観えるそうです。
④オルガン・ホール
物件の候補が2つあるので、それぞれ紹介したいと思います。
Salt Lake Tabernacle(ソルトレイク タバナクル)
モルモン教の総本山テンプルスクエア内にあるSalt Lake Tabernacle(ソルトレーク タバナクル)という、
1863年から1875年かけてモルモン教の集会のために建てられたドーム型の施設あります。
この建物内にあるソルトレークタバナクルオルガンは、世界最大級のパイプオルガンの一つで、パイプの数は11623本あるそうです。しかし、モルモン教の総会は、2000年により多く収容できるLDSカンファレンスセンターへ移行しています。なお現在も、正午にオルガン演奏を行っています。
LDSカンファレンスセンター
LDSカンファレンスセンターは、21000席収容できるモルモン教最大のホールです。
こちらにも建物内にパイプオルガンがあります。この施設は、モルモン教の総会以外にも
夏の観光シーズン中やクリスマスなどで演奏が行われています。
⑤五輪スタジアム
2002年にソルトレークシティで冬季オリンピックが開催されました。
その時の開会式、閉会式で使用した「ライス・エクルズ・スタジアム」のことだと思います。
現在はユタ大学が所有しており、アメフトやサッカーのスタジアムとして使われています。
⑥スキーリゾート
Park City Mountain Resort (パークシティ・マウンテン・リゾート)のことだと思います。
41基のリフト、8つのゲレンデ、300 本以上のトレイルがあるアメリカ最大規模のスキー場です。
⑦石油精製プラント
ユタ州東部でオイルサンドやシェールオイルといった従来のガス田や油田以外から生産される非在来型の化石燃料が採れます。このため、ソルトレークシティの周辺には石油の精製を行う工場が多くあります。
2000年代後半以降にこれらは技術革新により、地下数千メートルのシェール(頁岩)層からシェールオイルを採掘できるようになったことで開発が進みました。
近年では、アメリカだけでなく各国で開発が進み、世界の石油需給に大きな影響を与えているので、
このような動きをシェール革命と呼ばれています。
一方で、開発には化学物質を含んだ大量の水を高圧で岩盤層に注入する必要があり、
地下水の汚染や環境に影響が出るのではという声が出ています。
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