ギニア南西部に位置する首都コナクリ。
同国最大の都市で、大西洋に面した港湾都市です。
ケッペンの気候区分は、熱帯モンスーン気候(Am)に属します。
ギニアについて

ギニア共和国
1958年、フランスから独立
首都:コナクリ
人口:約1313万人(2020年)
面積:24.5万㎢
公用語:フランス語
通貨:ギニアフラン ※1ギニアフラン =0.019円(2024年7月現在)
主な宗教:イスラム教:85%、キリスト教:8%、現地宗教:7%
主な産業:農業(米、キャッサバ)、鉱業(ボーキサイト、金、鉄鉱石)
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。

①ジョロフライス店

ジョロフライスとは西アフリカで食される、肉や魚、野菜を炒めて煮込み、その煮汁で米を炊くピラフに似た料理です。
コナクリ市内には、ジョロフライスを提供するお店が多くあります。
②パイン缶詰工場
ギニアでは輸出作物として沿岸部にてパイン、マンゴー、アボカド、バナナなどを生産しています。
JICA(国際協力機構)の資料によると、ギニアでは農産加工として果実缶詰が行われているそうです。
※具体的な工場等は現在調査中です。
③ロス諸島連絡船
ロス諸島とは、コナクリの沖合にある輪状の群島です。
主な島は、西からタマラ島、ルーム島、カサ島。
タマラ島は刑務所として使われていたそうです。
ルーム島は小説「宝島」のモデルとなった島と言われており、奴隷貿易の拠点にもなっていました。
カサ島南西部付近はサンゴの生息地で、ウミガメの産卵場があり、1993年にラムサール条約の登録地となっています。
現在のロス諸島はビーチと森があるリゾート地として、コナクリのブルビネ港(Port de Boulbinet)から連絡船が出ています。
この港から出ている船は大型のフェリーではなくプライベートボートまたは乗合のボートが多く出ており、約1時間弱かけてコナクリとロス諸島を行き来しています。

④セメント工場
石灰石が豊富な地域にセメント工場が建てられます。
というのも、セメントの原料である石灰石は重く、輸送するのにコストがかかってしまいます。
そこで、原料産地付近に工場を設け、製品にしてから輸送することで、石灰石より軽くなり、輸送費を抑えることができます。
このように原材料を加工することで軽くなるのであれば、可能な限り産地近くで加工すべきという工業立地を原料指向型工業といいます。
セメントの他にも陶磁器、製糸、パルプ、鉄鋼業が原料指向型工業に該当します。
さて、本題のセメント工場ですが、
ギニアのバリマンカという場所に「DIAMOND CEMENT GUINEA CLINKER UNIT」というセメントを製造している工場がありました。
⑤コナクリビーチ
コナクリ市内にビーチが一応いくつかあります。
ただ泳いでいる人はあまりいないようです。
また、リゾートビーチとなるとロス諸島のカサ島にいくつかあるようです。
⑥アルミナ輸出会社
アルミナとは、酸化アルミニウムのことで、ボーキサイトから取り出した水酸化アルミニウムを加熱することで得られます。
このアルミナは、金属アルミニウムの原料や耐火剤、研磨剤、吸着剤、セラミック材料として用いられます。
ちなみに、アルミナの原料であるボーキサイトについてですが、
2020年のギニアのボーキサイト生産量は86000千トンで、世界第三位です。
さて、本題のアルミナ輸出会社ですが、
ギニアにはAlumina Company of Guineaというボーキサイトの鉱山会社があります。
ボーキサイトの採掘だけでなく、アルミナの精製、ボーキサイトの輸出などを行っています。
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