クロアチア中北部、サヴァ川沿岸に位置する首都ザグレブ。
クロアチア最大の都市で交通の要所となっています。
旧ユーゴスラビアの近代工業の中心地だったため、機械・金属、電気、化学が発達しています。
ケッペンの気候区分は、温帯湿潤気候(Cfa)に属しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①チェヴァピ屋台
チェヴァピとは、バルカン半島や南東ヨーロッパで食される小さく切った肉をケバブのように焼いた料理です。
ザグレブには、チェヴァピのお店が多くあります。
その中で有名なお店を2件紹介します。
Tvornica Pljeskavica Kosta
トリップアドバイザーやグーグルの口コミで高評価のお店。
ガイドブックやザグレブを紹介しているサイトでも必ずと言っていいほどの定番のお店です。
本来はプレェスカビツァ(ハンバーグ)のお店ですが、チェヴァピも大人気となっています。
Vagabund
トリップアドバイザー上位のお店。
ピッツェリアですが、チェヴァピも提供しているお店です。
カツレツも人気のようです。
②ザグレブ大聖堂
物件名と同じ「ザグレブ大聖堂」ですね。
ザグレブにあるカトリック教会です。
1094年着工。1217年に完成。
1242年にモンゴル人により破壊されましたが、13世紀末にゴシック様式で再建されました。
1880年の大火で教会は焼け、現在のネオゴシック様式に建て替えられました。
2020年のザグレブ地震により、尖塔の片方が被害を受けたため、現在も修復工事中となっています。
※2024年1月現在
③失恋博物館
ザグレブには、失恋をテーマにした「失恋博物館」があります笑
2010年開館。別れた恋人が残していった私物に簡単な説明文を添えて展示しています。
一例ですが、スヌーピーのぬいぐるみが展示があり、
説明文には「He gave Snoopy to me on my 17th birthday. We had fallen in love six months earlier, on October 5, 1981. Thirty years down the line, we had three sons, a house etc. He fell in love with another woman and he chose her… He broke my heart. Telling me that he hadn’t really loved me in those 30 years. I just don’t understand.」
「彼が私の17歳の誕生日にスヌーピーのぬいぐるみをくれた。私たちは半年前の1981年10月5日に恋に落ちた。30年の月日が流れ、私たちは3人の息子と家などをもった。彼は別の女性に恋に落ち、その女を選んだ…彼は私の心を壊した。彼は30年間、私のことを本当に愛していなかったと言った。私はただ理解ができなかった。」
と、どこか切ない気持ちになるものや、
彼女に浮気され、怒りを発散するため、彼女の家具を斧で破壊。その時に使用した斧が展示されています。
④送電線メーカー
おそらくDalekovod のことだと思います。
1949年国有企業として設立。ザグレブに本社を置く送電線を製造している会社です。
1993年に株式会社に再編。ザグレブ証券取引所の公式株式指数CROBEXの24社のうちの1つです。
⑤フォルテマート
Fortenova Group(フォルテノバグループ)のことだと思います。
ザグレブに本社を置く小売業者、食品生産者です。
南東ヨーローパの5つの主要市場で事業を展開しており、4000以上の製品を取り扱っています。
また、45000人以上従業員、29の生産工場、2500以上の販売拠点と流通センターを持つ南東ヨーロッパ最大規模の小売・食品生産グループ会社となっています。
なお、クロアチア最大のスーパーマーケット「Konzum(コンズム)」や、
炭酸ミネラルウォーターやソフトドリンクを製造する「Jamnica plus LLC(ジャムニカ)」はFortenova Groupの一員です。
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