スペイン東部、地中海に面するバレンシア州の州都バレンシア。
マドリード、バルセロナに次ぐ、スペイン第三の都市です。
バレンシア周辺では、農作物が盛んで、
オレンジ、ブドウ、オリーブの栽培のほか、企業的な稲作を行っています。
また、絹織物や食品工業も発達しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①パエリア専門店
パエリアは、バレンシア発祥の料理です。
パエリアと聞くと、具材にエビやムール貝が入った海の幸のイメージがあるかと思いますが、
バレンシアのパエリア(バレンシア風パエリア)は、猟師が獲物を米と一緒に煮込んだのが始まりのため、鶏肉、ウサギ肉、インゲン豆、山の幸を中心にして作ります。
さて、本題のバレンシアで有名なパエリア専門店は、「Navarro(ナバーロ)」です。
1951年創業の老舗レストランです。本場のバレンシア風パエリアが人気です。
②オレンジ農園
バレンシアでオレンジ農園と聞くとバレンシアオレンジを連想されると思いますが、
バレンシアオレンジの原産地は、アメリカのカリフォルニア州サンタアナです笑
スペインのオレンジの生産量は世界6位(2021年)です。
そのほとんどがバレンシア州とアンダルシア州で栽培されています。
ちなみにバレンシアでは、近年まで昼食にオレンジの木の下でパエリアを昼食として調理する姿が頻繁に見かけられたみたいです。
③ワイナリー
スペインのワイン生産量は世界3位です。
スペイン全域でワインが造られており、地域によって個性があり、多様性に富んだワイン生産国となっています。
バレンシアもワイン生産が盛んな地域で、DO(原産地呼称ワイン)に認定されています。
バレンシア周辺にはワイナリーが多くあります。
④マニセス陶器工房
マニセスは、バレンシア州バレンシア県マニセスで生産される陶磁器の総称で、
マラガから技術を持ち込んだラスター彩陶器の黄金と青色の釉薬がかかったのが特徴です。
マニセスには陶器工房が多くあります。
⑤陶器人形製造会社
Lladró(リアドロ)のことだと思います。
1953年設立。バレンシアに本社を置く陶器人形の製造会社です。
陶器人形のデザインから制作・販売まで全て一貫して行っています。
HPはこちら、https://www.lladro.com/ja_jp
工場に隣接して博物館もあります。
⑥火祭り博物館
火祭りは毎年3月15日から19日(5日間)に開催される伝統的なバレンシアの祝祭です。
毎年テーマがあり、ボール紙で作られた大小さまざまなファジャ(張子人形)が街を彩ります。
最終日の19日には、投票で1位のファジャ以外のファジャを全て燃やします。
そして、燃やされなかった1位のファジャは、Museu Faller de València(バレンシア火祭り博物館)にて保存されます。
⑦アフリカ動物園
ビオパーク バレンシアのことだと思います。
2008年開園。バレンシアにあるアフリカの動物に特化した動物園です。
園内には、アフリカのサバンナ、赤道アフリカ、マダガスカル島、アフリカの湿地などを再現したエリアがあります。
⑧半導体工場
アナログ・デバイセズの設計開発センターのことだと思います。
※工場ではありません。
アナログ・デバイセズは、1965年にアメリカのマサチューセッツ州ノーウッドで設立した半導体メーカーです。
アナログ-デジタル変換回路(ADC)、デジタル-アナログ変換回路(DAC)、デジタル信号処理(DSP)などを主力製品として製造しています。
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