【元ネタ予想】桃太郎電鉄ワールド　地球は希望でまわってる！　〜ダーバン編〜

南アフリカ共和国東部に位置する都市ダーバン。
人口が約372万人 (2018年)で、南アフリカ共和国で２番目に人口が多い都市です。
ズールー族の人々が多く、英語よりもズールー語が話されている地域であり、
インド系の人口も約80万人いると言われる多国籍な都市です。

また、古くから高級リゾート地として知られており、海沿いには大型のリゾートホテルが立ち並んでいます。

ちなみに、2010年FIFAワールドカップのグループリーグ、日本代表 対 オランダ代表戦は、
ダーバンのモーゼス・マヒダ・スタジアムで行われました。

それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。

①多国籍料理店

南アフリカが植民地化された1800年代終わりから1900年代初頭にかけて、インドから大勢の人が南アフリカへ移住してきた経緯があります。
現在も多くのインド系の人達（印僑）がダーバンに住んでおり、インド料理屋が多くあります。

インド料理も南アフリカで進化しており、
ダーバンで誕生した南アフリカ風インド料理（多国籍料理）として、「バニー・チャウ」と呼ばれる食パンにカレーを詰め込んだ料理があります。

バニーチャウの発祥は、1940年代だと言われています。
諸説ありますが、
プランテーションに出稼ぎにきたインド人労働者たちが畑で昼食を取るため、食パンをくりぬいた器で野菜カレーを持ち運んで食べていた説と、
ロイヤル・ダーバン・ゴルフコースで働いていたインド人のゴルフキャディー達が弁当にして食べていた説があるようです。

ちなみに、アパルトヘイト時代、レストランでズールー族の客に食事を提供することが禁じられていました。
そこで、ズールー族や印僑の方達にパンで作った器にカレーを詰め、持ち帰りができるこの料理を販売していたようです。

そして、ダーバン市内のバニーチャウの有名店は「Hollywood Bunny Bar, Springfield Park」です。

レストラン以外にも、キングス・パーク・スタジアムなどでワゴン販売を行っているそうです。

②リゾートホテル

冒頭で書いた通り、ダーバンの海沿いに大型リゾートホテルが立ち並んでいます。

今回は、五つ星ホテルの「The Oyster Box Hotel (ザ オイスター ボックス ホテル）」を紹介したいと思います。

1863年設立。オイスターロッジと呼ばれるコテージから始まった歴史のあるホテルです。
ロンドンを代表するホテルグループ「レッド・カーネーション・コレクション」のメンバーに属しており、ダーバンのウムヒャンガ・ビーチにあります。

③リゾートビーチ

ダーバンにはリゾートビーチがいくつかあります。
代表的なビーチは、リゾートホテルの欄で前述したウムヒャンガ・ビーチです。

ウムヒャンガ・ビーチは、数kmにわたって広がる非常に美しい海岸線となっています。

ダーバン市内には、ウムヒャンガ・ビーチ以外にもブルー・ラグーン・ビーチ、ゴールデン・マイル・ビーチなどがあります。

④自動車工場

ダーバンには、トヨタ自動車の工場があります。
今から60年以上前の1962年に自動車生産を開始しています。

カローラ、ハイラックス、ダイナ、フォーチュナーなどの車両を主に生産しているようです。