パキスタン北東部に位置する首都イスラマバード。
新首都移転に伴い、1959年から10年間かけて計画的に建設された人工都市です。
なお、パキスタンの首都の移り変わりは、
1947年のイギリスからの独立から1960年までカラチ、
1960年から1966年までラワルピンディ、
1966年かイスラマバードへ首都移転開始をし、
1970年に首都移転完了となっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①コフタカレー屋
コフタカレーは肉団子のカレーです。
ヒンドゥスターニー語でミンチした肉や魚、水と豆の粉を練って団子のように丸めて油で揚げたものコフタといいます。
本題のコフタカレー屋についてですが、
イスラマバード市内のBeena’s Kitchenというお店にて、
コフタカレーの画像がありましたので、貼っておきます。
②ビリヤニ食堂
ビリヤニとは、スパイスと米、肉、魚、卵、野菜から作るインド亜大陸のムスリムが起源の米料理です。
ピラフに似ていますが、
ピラフは米を炒めた後に魚介・野菜などの具材とスープを合わせて炊き込むのに対し、
ビリヤニは原則として半茹でにした米と、別途調理された具材を合わせて炊き込むのだそうです。
パキスタンはムスリムの国のため、ビリヤニをよく食しており、
首都のイスラマバードにはビリヤニを提供するお店が多くあります。
この中で、Googleマップにて口コミ数が多く、高評価だったお店はChaman Biryani Centreです。
③ラリーキルト工房
ラリーキルトとは、パキスタン南東部のシンド州、北東部のパンジャブ州や、
インドの西部のラジャスタン州、クジャラート州で作られている伝統的なキルトのことです。
色鮮やかな布をパッチワークのように縫い合わせて作られており、
幾何学的なデザインや動植物のモチーフしたものが多いのが特徴です。
本題のラリーキルト工房ですが、
イスラマバードでは見つけることができませんでした。
代わりと言ってはなんですが、
シンド州のKaloi Cityという町にRalli Quilts Crafts という工房があるようです。
④ヒマラヤ岩塩販売店
イスラマバードから南へ約115㎞ほど行った所に世界第2位の塩鉱山のケウラ岩塩鉱山があります。
このケウラ岩塩鉱山で採掘された塩はヒマラヤ岩塩と呼ばれ、ピンク色をしているのが特徴です。
本題のヒマラヤ岩塩販売店ですが、
イスラマバード市内にAFAQ SALT TRADERSという岩塩ショップがありました。
ちなみにイスラマバード市内にはHoti Himalayan Salt Pvt Ltdというヒマラヤ岩塩を製造している会社があります。
食用岩塩だけでなく、ヒマラヤ岩塩を用いた照明や、マッサージ用の塩などを製造しています。
⑤水田
パキスタンではインディカ米に属するバスマティライスを栽培しています。
細長い形状をしており、香りがよく、パラパラとした食感のため、
汁気の多いカレーやビリヤニなどと相性が良いお米となっています。
主な産地は、パンジャブ州とシンド州で、この二つの州で国内生産の約90%を占めています。
パンジャブ州
シンド州
⑥手話通訳アプリ
DeafTawkのことだと思います。
2018年設立。イスラマバードに本社を置く手話通訳アプリ開発会社です。
2024年現在、世界中で45000人以上のユーザーと2400人の通訳者を持ち、
8つの言語で対応しています。
また、加入者は通訳を通じて誰とでも交流するために、
2人またはグループ通話を24時間体制で行うサービスも提供しています。
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