コンゴ共和国南部に位置する首都ブラザビル。
コンゴ川の対岸には、コンゴ民主共和国の首都キンシャサがあり、
この二つの都市は双子都市として知られています。
キンシャサについては、こちら
コンゴ共和国について
![](https://take-takes-a-walk.com/wp-content/uploads/2024/02/640px-Flag_of_the_Republic_of_the_Congo.svg_.jpg)
コンゴ共和国
1960年にフランスから独立した国です。
首都:ブラザビル
人口:約550万人(2020年)
面積:34.2万㎢
公用語:フランス語
通貨:CFAフラン ※1CFAフラン=0.25円(2024年2月現在)
主な宗教:キリスト教がほとんど
主な産業:原油、林業
1885年からフランスの植民地化。
1960年に独立。
1970年にコンゴ人民共和国に改称。
以降、コンゴ労働党による一党独裁政治が続きましたが、
1991年に複数政党制へ移行し、現在のコンゴ共和国となりました。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
![](https://take-takes-a-walk.com/wp-content/uploads/2024/02/ブラザビル-1024x576.jpg)
①キャッサバ料理店
![](https://take-takes-a-walk.com/wp-content/uploads/2024/02/542px-Cassava_Bread_-_cassava_cooked_in_leaf_wrap_Kwanga_Chikwangue-1.jpg)
出典:Par T.K. Naliaka — Travail personnel, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=43349736
コンゴ共和国の主食は、キャッサバです。
Chikwangue(シクワング)と呼ばれる
キャッサバを水で最大14日間発酵させ、それをペースト状にし、クズウコンの葉で包んで蒸した料理を食したりします。
その他、ウガリやフフにキャッサバを使用したりします。
さて、本題のキャッサバ料理店ですが、
ブラザビル市内で調べたところ、
Mami Wataというレストランにて、
つきあわせとして、Manioc(キャッサバ)を提供しているのが確認できました。
②木材集積所
コンゴ共和国の北部は熱帯雨林気候(Af)または、熱帯モンスーン気候(Am)のため、
熱帯林が広がっています。
サペリ、シポ、イロコなどのアフリカの熱帯林があり、これらの木を伐採し、製材をブラザビルの木材集積所に運んでいます。
木材集積所に集められた木材は、コンゴ共和国西部のポアント・ノアール港へ運び、主にEU諸国に輸出しています。
③コンゴ川水運船
ブラザビルとキンシャサを結ぶ水運船(フェリー)が出ています。
この都市間には橋がないので、貴重な交通機関となっています。
なお、橋を架ける計画が進んでおり、2028年に橋が完成予定となっています。
④双子都市の景観
![](https://take-takes-a-walk.com/wp-content/uploads/2024/02/640px-Avenue_Amilcar_Cabral_Nord.jpg)
ブラザビルの川向こうには、コンゴ民主共和国の首都キンシャサがあり、
この二つの都市は双子都市と呼ばれています。
ちなみに現在、首都同士が隣接してる都市は、世界でもブラザビルとキンシャサだけです。
ブラザビルとブラザビルは、互いに活発な経済活動で強く結びついており、
国を跨いで一体的な都市圏を構成しています。
⑤海底油田
2022年のコンゴ共和国の石油生産量は、13763千トンで、世界第31位です。
主な生産エリアは、深海鉱区(海底油田)のMoho Nordとなっています。
![](https://take-takes-a-walk.com/wp-content/uploads/2024/02/Bilondo2.gif)
産出された原油は、ポアント・ノアールに運び、精油し、世界中に石油を輸出しています。
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