ブルネイ北東部に位置する首都バンダルスリブガワン。
覚えにくい名前ですね笑
ちなみにバンダルスリブガワンは、
バンダルがペルシャ語で「港」を意味し、スリがサンスクリット語で「Mr」に相当、
ブガワンがサンスクリット語で「神」を意味します。
つまり、Mr.神の港という意味になるのかな?
ブルネイについて
ブルネイ=ダルサラーム国
人口:44万人(2020年)
面積:5765㎢
公用語:マレー語
通貨:ブルネイ・ドル
主な宗教:イスラム教
主な産業:石油・天然ガスの輸出
カリマンタン島北西部の王国。1888年からイギリス植民地となり、1984年に独立した国です。
ケッペンの気候区分は、熱帯雨林気候(Af)に属します。
石油、天然ガスの輸出で非常に経済は潤っていますが、
近年は、将来の石油資源枯渇に備え、豊富な資金を背景に国外へと積極的に投資を行ったり、
金融業や観光業の育成を図られています。
また、石油・天然ガスによる収入を元に、政府が社会福祉を充実させているため、
個人に対する所得税・住民税は課されていない国です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①アンブヤ料理店
アンブヤとは、サゴヤシのデンプンからなるブルネイ料理の主食です。
サゴヤシの木の幹の内側から得られる樹液を乾燥させて作られた粉を少しずつ水で溶かし、その後、
お湯を注ぎ、ダマにならないように混ぜる。
そして、透明な塊が見え始めてきたらほぼ完成の食べ物です。
アンブヤは粘りのある風味のない食べ物なので、酸味のある果実ソース(cacah/カカー)や辛味をつけるためにチリソースなどを加えたりします。
また、アンブヤを食べる時は竹製のフォーク(chandas/キャンダス)を使用します。
さて、本題のアンブヤ料理店についてですが、
バンダルスリブガワンで、アンブヤ料理が高評価なお店は「Aminah Arif restaurant」です。
②富の象徴博物館
ロイヤル・レガリア博物館のことだと思います。
1992年開館。バンダルスリブガワンの中心地にある博物館です。
ブルネイ王室の富の象徴を集めた博物館となっており、
金で装飾された乗り物や、ボルキア国王即位時のパレードを再現したもの、
世界各国から国王に贈られた記念品などを展示しています。
③天然ガス田
サウスウェスト・アンパ・ガス田のことだと思います。
ブルネイの沖合20kmに位置するガス田で、1963年にブルネイ シェル ペトゥロリアム(ブルネイ政府とシェル社がそれぞれ50%出資した会社)により発見されました。
1964年から生産を開始し、1969年にはブルネイ政府、シェル、三菱商事による合弁企業ブルネイLNGが設立されました。
採掘されたガスはパイプラインでブルネイのルムットの液化天然ガス(LNG)製造プラントに輸送されています。この液化天然ガス製造プラントで製造された液化天然ガス(LNG)の多くは日本へ輸出されています。
④セリア油田
ブルネイのブライト地区にある同国第3の町セリアは、ブルネイの石油産業の中心地となっています。
1929年にブルネイで最初に発見された内陸油田で、第二次世界大戦中の一時休止を除き、現在も操業している油田です。
ちなみに、2022年のブルネイの石油生産量は4487000トンで、世界第41位です。
順位は高くないですが、国の面積や人口に対して、多くの石油が生産できるため、
一人当たりの国民総所得(GNI)は、日本を上回っています。
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