アゼルバイジャン東部のカスピ海に面する都市バクー。
同国の首都で、大規模な油田があります。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①アゼルチャイ屋
AZERÇAY (アゼルチャイ)とは、アゼルバイジャンで一番最初にできた紅茶ブランドです。
地元の茶畑やインドの茶をブレンドした紅茶商品を取り扱っています。
また、ストロベリーやレモンといったフレーバー紅茶も人気となっています。
スーパーなどで販売しており、お土産として人気となっています。
②紅茶畑
紅茶(茶)の生産は、「ティーベルト」と呼ばれる北緯45度から南緯35度までの間に広がる土地に集まっています。
アゼルバイジャンもこのティーベルトの範囲内に位置し、紅茶の栽培が盛んな地域です。
2021年のアゼルバイジャンの茶の生産量は1117トンで、世界第35位です。
主な生産地は、南部のランカラン周辺となっています。
③天然ガス田
カスピ海西部に天然ガス田が多くあります。
この中で画像中央よりやや下にあるShah Deniz Gas-condensate fieldが、アゼルバイジャン最大の天然ガス田となっています。
なお、2022年のアゼルバイジャンの天然ガス生産量は、世界第22位となっています。
④バクー油田
バクー油田は、1830年代頃から開発が始まった油田です。
ペルシャ湾の油田が発見されるまで、世界の石油生産の過半数を占める世界一の油田でした。
現在では、初期に開発を進めていたバグー油田内のビビ・ヘイバト油田などでは、
くみ上げ量の9割が水になるなど資源の枯渇が始まっており、カスピ海の方へ油田の領域を広げています。
ちなみに、2022年のアゼルバイジャンの石油生産量は33310千トンで、世界第23位となっています。
⑤炎のビル群
フレイム・タワーのことだと思います。
2013年にオープンした高層ビルです。
最も高い塔の高さが182メートルの高層ビル群で、
オフィス、住宅、ホテル、ショッピングモールが入っています。
3つのビルが炎の形をしているのは、
アゼルバイジャンは火の国と言われているからです。
なぜ火の国なのかというと、
バクーから車で30分ほどの場所にあるヤナルダグという山があり、
地中から噴出した天然ガスが自然発火し、燃え続けているという説や、
石油や天然ガスといった豊富な資源に恵まれているため火の国と呼ばれている説などがあります。
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