チリの首都サンティアゴ。
アンデス山脈とチリ海岸山脈に囲まれた盆地に位置する同国最大の都市です。
首都機能を有していますが、国会はバルパライソにあります。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①チリ料理レストラン
チリ料理とは、チリ土着の伝統とスペインによる植民地支配によってチリにもたらされた材料、習慣、調理法が混ざり合ってできたものです。
主なチリ料理には、アサード、カスエラ、エンパナーダ、パステル・デ・チョクロなどがあります。
パステル・デ・チョクロとは、鶏のもも肉の上に牛挽肉、オリーブ、玉ねぎ、レーズン、ゆで卵などをのせ、とうもろこしとバジルのペーストをかけオーブンで焼いた料理です。
本題のチリ料理レストラン
サンディアゴには多くのチリ料理を提供するお店があります。
参考までに、Bar Nacional – Isidora Goyenecheaというレストランでは、
パステル・デ・チョクロやカスエラが人気のようです。
②ウニ尽くし食堂
ウニの世界最大の漁獲国はチリです。
日本にある回転寿司のウニは、ほとんどチリ産の冷凍ウニを使用しているようです。
サンディアゴ市内では、中央市場に行くとウニのパスタなどが食べられるようです。
※参考までにMaribericoというレストランにて、
ウニがぎっしり入ったカップを提供しているのを確認できました。
③マイポワイナリー
チリ産のワインはニューワールドワイン(新世界ワイン)の一つで、
お手頃な値段で品質が高く美味しいワインなので、現在人気が高まっています。
栽培している主なブドウ品種は「チリカベ」と呼ばれるカベルネ・ソーヴィニヨンです。
主な産地は、北からエルキ・ヴァレー、チョアパ・ヴァレー、リマリ・ヴァレー、マイポ・ヴァレー、ラベル・ヴァレーとなっています。
本題のマイポワイナリーですが、
マイポ・ヴァレーがサンティアゴの南に位置しています。
チリワイン発祥の地で、多くのワイナリーがあります。
※参考までにワイナリーのViña Concha y Toro(コンチャ・イ・トロのワイナリー)を紹介。
チリ最大のワインメーカーです。
銘柄として、悪魔の蔵を意味するカッシェロ・デル・ディアブロが有名です。
キリン(メルシャン)で取り扱っているため、日本でも購入ができます。
サンディアゴ南部にワイナリーがあります。
④銅採掘会社
2020年のチリの銅生産量は5700千トンで世界第一位です。
この生産量は世界全体の1/3以上を占めています。
本題の銅採掘会社ですが、サンティアゴにチリ国立銅公社(Codelco)の本社があります。
世界最大の銅生産会社で、チリ北部の露天掘り銅鉱山チュキカマタ鉱山を運営しています。
⑤鉱業化学工場
おそらくSociedad Química y Minera de Chile(SQM)のことだと思います。
1968年設立。サンディアゴに本社を置く化学会社です。
チリ北部アタカマ砂漠にあるアタカマ塩原の塩水から炭酸リチウム、水酸化物を生産しています。
また、工業用化学物質も生産しており、
硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、塩化カリウム、シルビナイトなどがあります。
本社オフィス
⑥鉱山スキーリゾート
サンティアゴにある有名なスキーリゾートは、バジェ・ネバドスキーリゾートです。
フランスのリゾート地レザルクに着想を得たスキーリゾートで、
広さは900ha、34のゲレンデと南半球最大規模のスキー場となっています。
ちなみに、バジェ・ネバドスキーリゾート近くにMina Los Broncesという銅鉱山があります。
⑦パノラマ展望ビル
グラントーレ・サンティアゴのことだと思います。
2013年竣工。サンティアゴにある超高層ビルです。
高さは300m、最上階は261m、地上64階/地下6階で、
2024年現在、南アメリカ大陸で最も高いビルとなっています。
61階と62階が展望デッキ「スカイ・コスタネラ」となっており、
360度サンティアゴの街の眺望を楽しむことができます。
ちなみに設計者はアメリカの建築家シーザー・ペリ。
超高層ビルといったランドマークとなる建物のデザインを得意とする建築家です。
日本の「あべのハルカス」や、「麻布台ヒルズ」の設計も手掛けています。
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