カリブ海に位置するキュラソー島の首都ウィレムシュタット(ウィレムスタット)
自由港として国際貿易中継地となっており、観光業が盛んな都市です。
キュラソーについて
首都:ウィレムシュタット
人口:約15万人(2022年)
面積:444㎢
公用語:オランダ語
通貨:アンティル・ギルダー ※1アンティル・ギルダー=83円(2024年1月現在)
主な宗教:キリスト教
主な産業:金融サービス、石油精製、観光業
キュラソーはベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置する島で、オランダの構成国の一つです。
世界遺産:キュラソー島の港町ウィレムスタット市内の歴史地区
登録年:1997年
登録基準:ⅱ,ⅳ,ⅴ
ウィレムシュタット(ウィレムスタット)は、17世紀にオランダ西インド会社によって築かれた町です。
オランダ人が入植して以来建設された多くの建物は、輸入したレンガを使用しています。
また、中心地には、赤、黄、青、緑などの壁や曲線を用いた切妻屋根が特徴のクラサオ・バロック様式の建物も多く、街並みが本国の首都アムステルダムを彷彿とさせています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①船上フルーツ屋台
ウィレムシュタットのプンダ地区に船上マーケットがあります。
フルーツや雑貨、アクセサリーなどが販売されています。
②オレンジ農園
キュラソーでは、オレンジの生産が盛んです。
キュラソー島で生産されたオレンジの果皮を香味として、後述するリキュール酒「キュラソー」に使用しています。
③リキュール工場
キュラソー島は、ラム酒をベースにキュラソー産オレンジの果皮を用いたリキュール「キュラソー」の産地です。
キュラソーには、大きく分けて、
無色透明なホワイト・キュラソー、橙色のオレンジ・キュラソーがあります。
他にも青色のブルー・キュラソー、緑色のグリーン・キュラソー、赤色のレッド・キュラソーがありますが、これらは、ホワイト・キュラソーを合成着色料で着色したもので、カクテルの着色のために使用されます。
キュラソーを使用したカクテルは多くあり、代表的なものは、
バラライカ、X・Y・Z、ホワイト・レディがあります。
さて、本題のリキュール工場ですが、ウィレムシュタット市内に
Curaçao Liqueur Distillery(キュラソー リキュール 醸造所)があります。
醸造所内には、ガイドツアーがあり、ブルー・キュラソーの製造の様子を見学することができます。
④リゾートビーチ
キュラソーには、いくつかのリゾートビーチがあります。
今回は、人気のビーチを2件紹介したいと思います。
Klein Knip beach (クライネ・クニップ・ビーチ)
ウィレムシュタットから車で50分。
キュラソー島の西側に位置するリゾートビーチです。
海水の透明度が高く、シュノーケリングスポットとして人気です。
Mambo Beach (マンボ・ビーチ)
ウィレムシュタットから車で15分とアクセスしやすいビーチ。
有料ですが、ビーチチェアやパラソル、シャワーやトイレ、更衣室などが整備された人気のリゾートビーチです。
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