ガイアナ北部デメララ川の河口に位置する首都ジョージタウン。
オランダ様式の木造建築が多く、カリブ諸国と共に結成するカリブ共同体(CARICOM)の本部があります。
ガイアナについて
ガイアナ共和国 ※憲法上はガイアナ協同共和国
1966年イギリスから独立
首都:ジョージタウン
人口:約78.7万人(2020年)
面積:21.4万㎢
公用語:英語
通貨:ガイアナ・ドル ※1ガイアナ・ドル=0.69 円(2024年8月現在)
主な宗教:ヒンドゥー教(28%)、キリスト教プロテスタント(17%)、
キリスト教カトリック(8%)、イスラム教(7%)
主な産業:農業(米、サトウキビ)、鉱業(ボーキサイト、金)、漁業(エビ)
ギアナ高地(ギアナ楯状地)が広がっている国で、
人種はインド系・アフリカ系が多く、他には混血・インディオ・中東・中国など多様な人種的背景から構成されています。また、公用語が南アメリカ大陸では唯一の英語となっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①カレー料理屋
ガイアナは、かつてイギリスの植民地だったため、インドから多くの労働者が入ってきた歴史があります。そのため現在もインド系の方々が多く住んでいるため、
首都ジョージタウンにはカレー料理屋が多くあります。
中でも、Googleマップの口コミ数が多く、評価が高かったのが「Maharaja Palace Restaurant」というレストラン。高級インド料理屋の雰囲気があります。
②ラム酒販売店
ガイアナは後述するサトウキビを栽培しているため、ラム酒の製造も行なっています。
そのため、ラム酒を販売している店もジョージタウンにはいくつかあります。
参考までに店内の様子
Yam’s Liquor Store
ガイアナのラム酒について
ガイアナのラム酒の多くは、製造時にデメララシュガーが使用されており、通常のラム酒より柔らかいキャラメルのような甘さがあるようです。また一般的なラム酒より長時間発酵させるいるのが特徴のようです。
デメララシュガーとは、ブラウンシュガーの一種のことで、
ガイアナのデメララ川周辺で作られたサトウキビが原料となっていたのが由来となっています。
そして、ガイアナで有名なラム酒は「EL DORADO」。
ジョージタウンに本社を置くデメララ・ディスティラリーズ社が製造しているラム酒の銘柄です。
ガイアナのラム酒の中でも上級品で、
オーク樽で12年熟成させた「EL DORADO 12」、15年熟成させた「EL DORADO 15」、
21年熟成させた「EL DORADO 21」などがあります。
③サトウキビ畑
ガイアナのケッペン気候区分は熱帯雨林気候(Af)が主に広がっていますが、
南部はサバナ気候(Aw)に属しています。
サトウキビは生育期は高温多雨、収穫期に乾燥するサバナ気候(Aw)や熱帯モンスーン気候(Am)が適しているため、ガイアナでもサトウキビを栽培しています。
※ジョージタウンのあるデメララ=マハイカ州のケッペンの気候区分は熱帯雨林気候(Af)ですが、
サトウキビを栽培しています。
物件のサトウキビ畑から脱線しますが、
ガイアナにはサトウキビの栽培、砂糖の生産を行う国有企業GuySuCoがあります。
GuySuCoは多くの労働者を抱える巨大砂糖会社です。
生産された砂糖のほとんどが海外へ輸出されているようです。
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