モンゴル南部に位置するダランザドカド(ダルンザドガド)。
ゴビ砂漠内にある人口約25000人(2017年)の小さな街です。
夏は暖かく、冬は寒い気候で、ケッペンの気候区分は砂漠気候(BWk)です。
BWkなので、年平均気温が18°C未満となります。
※年平均気温が18°C以上は、BWh。
街の近くにダランザドカド空港があり、ゴビ砂漠観光の拠点として観光客が訪れます。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①銅鉱山
モンゴルの銅の生産量は、世界15位(2017年)で、年間384千tの銅を生産しています。
モンゴルの銅を生産する主な鉱山は、ダランザドガドから東に約235kmの位置するオユトルゴイ鉱山です。
オユトルゴイ鉱山は、ゴビ砂漠内にあり2001年に発見された鉱山です。
カナダのターコイズ・ヒル・リソーシズとモンゴル国政府の合弁事業で採掘されています。
採掘方法は、露天掘りと地下堀りの両方を行っています。
②金鉱山
モンゴルの金の生産量は、世界第30位で、世界推計値ですが年間20000kg(2021年)です。
モンゴルの金を生産する鉱山は、銅鉱山と同じオユトルゴイ鉱山です。
オユトルゴイ鉱山の金の埋蔵量は3000tと見込まれています。
アメリカ合衆国の全体の金の埋蔵量とほぼ同じです。
コメント