フランス領(フランス海外県)マヨットの首都マムズ。
法律上の首都はザウジとなっています。
※マムズは事実上の首都となっています。
ケッペンの気候区分ではサバナ気候(AW)に属しています。
法律上の首都ザウジ(パマンジ島)
フランス領マヨットについて
フランス領マヨット
首都:マムズ
人口:約27万人(2020年)
面積:374㎢
公用語:フランス語
通貨:ユーロ ※1ユーロ =162円(2024年8月現在)
主な宗教:イスラム教
主な産業:農業(バニラ、イランイラン、コーヒー)、漁業
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①シーラカンスみやげ屋
マヨット島は、マダガスカル島とモザンビークの間に位置するコモロ諸島に属しています。
このコモロ諸島の近海でシーラカンスが発見され、この地が一躍有名となっています。
本題のシーラカンスみやげ屋ですが、マヨット島内では見つからず。。
マヨット島と同じコモロ諸島に属する
グランドコモロ島に「Coelacanth Shop artisanat comorien」というシーラカンスのお土産を取り扱うお店がありました。
なお、グランドコモロ島は、コモロ連合国内の島です。
②アロマオイル屋
マヨット島では、後述するイランイランやバニラを栽培しています。
そして、マヨット島内には、「AROmaoré」というアロマオイルの製造を体験できるグリーンツーリズムやアロマオイルを販売している会社があります。
イランイランやバニラを香料としたアロマオイルを販売しているようです。
※2024年7月現在、オンラインショップでは品切れとなっています。
③イランイラン農園
イランイランとは、バンレイシ科イランイランノキ属に分類される樹木の1種です。
東南アジアが原産ですが、現在では熱帯地域の国々で栽培されており、
香料や観賞用に利用されています。
マヨットは熱帯のサバナ気候に属しており、輸出作物としてイランイランを栽培しています。
④バニラ畑
バニラは、ラン科の植物です。
さやに入った状態のバニラのことをバニラビーンズといいます。
バニラビーンズは甘く豊かな香りが特徴の香辛料です。
受粉後にできるさやの発酵と乾燥を繰り返すことによって、甘い香りが生み出しています。
また、バニラビーンズは、サフランに次ぐ2番目に高価な香辛料とも言われています。
というのも、バニラビーンズを生産するには、多大な労働力が必要なのと、新芽が花をつけるまでに3、4年かかること、受粉できる時期も年間数日だけなので、夜明け前の4時間を手作業で行う必要があります。
そして、バニラの生産が多い国はマダガスカルです。
そのマダガスカルに近いマヨットでも輸出作物としてバニラを栽培しています。
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