ベネズエラ北西部に位置するスリア州の州都マラカイボ。
同国第2の都市で人口約160万人(2015年)。
マラカイボ湖は雷の多発地帯として世界的に有名です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①アレパサンド屋台
アレパサンドはベネズエラで朝食として食される料理です。
アレパとはトウモロコシの粉を水で溶いて焼いたパンのことで、
このアレパにチーズ、ハム、ポーク、チキン、煮込み豆、スクランブルエッグなどを挟んだものをアレパサンドと言います。
マラカイボ市内にアレパサンドのお店が多くあります。
中でも、Googleマップにて口コミ数が多く、高評価なお店は「Arepas Santa Rita」。
ファーストフード店で、アレパサンドの他にもブリトーやスープなどもあります。
②カカオ大農園
ベネズエラでは年間約15千トン程のカカオ豆を生産しています。
主にクリオロ種の派生系カカオ豆を栽培しています。
クリオロ種は香りが豊かである一方で、病害虫に弱いため栽培しにくいため、
希少性の高いカカオ豆となっています。
カカオ豆の生産量はそこまで多くはないですが、
クリオロ種の生産量については全世界の1/3を占めています。
さて、本題のカカオ大農園についてですが、
マラカイボ湖南岸付近にカカオ農園があります。
③落雷観測ツアー
マラカイボ湖周辺では雷の多発地帯となっています。
どのくらい多発なのかというと、
1㎢あたり年間平均233発と世界で一番雷が集中する地域として、
2014年にギネスワールドレコードに登録されています。
また、マラカイボ湖に注ぐカタトゥンボ川の河口付近で見られるこの雷の現象をカタトゥンボの雷と言うそうです。
ちなみに雷が多いのは、
①マラカイボ湖の東、南、西はアンデス山脈に囲まれていること
②マラカイボ湖の北はカリブ海があり、開けていること
といった地形が要因だと言われています。
①、②より、世界でも珍しい特徴のある地形のため、
カリブ海からの湿った風がマラカイボ湖を囲むアンデス山脈の山肌にぶつかり、
風が取り込んだ熱と湿気が電荷を帯びて雷雲が形成されるので、
雷が多くなるようです。
さて、本題の落雷観測ツアーについて、
トリップアドバイザーよりCatatumbo Lightning Tour(カタトゥンボ稲妻ツアー)がありました。
この稲妻を観るツアーはマラカイボの観光でも人気があるようです。
④製油工場
マラカイボでは原油が採れるため、
マラカイボ湖周辺に石油精製所(精油工場)が多くあります。
⑤湖底油田
マラカイボ油田のことだと思います。
ベネズエラ有数の油田です。
1918年にマラカイボ湖の湖底と湖岸にて油田が発見。
現在では主に湖底から原油を採油しています。
参考までにベネズエラ国営石油会社が所有する油田がマラカイボ湖にあります。
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