ドイツの首都ベルリン。
ベルリンの壁で有名な街です。
早速ですが、芸術と科学が混在する街ベルリンの物件を紹介したいと思います。
①カリーブルスト屋
ソーセージにカレー粉とケチャップがかかった料理です。
ベルリンではないですが、ドイツのケルンでカリーブルストを食べたことがあります。
ドイツでは気軽に食べるファーストフードのようなもので、多くの店でカリーブルストを提供しています。
②ビール工場
ベルリンには多くのビール醸造所があります。
どのビール工場を指しているのかが、特定が難しいので、
今回は、ブンデスリーガに所属するFCウニオン・ベルリンのビールスポンサーを紹介します。
※ブンデスリーガ各クラブのビールスポンサーについては、こちら
https://take-takes-a-walk.com/archives/116
Berliner-Pilsner(ベルリナーピルスナー)
FCウニオン・ベルリンのビールスポンサーです。
1902年に設立。1969年に国有化され、東ベルリンの主要なビールとして販売していました。
1990年にドイツ再統一後は、再び民営化に戻り、デザイン等を一新しました。
2003年には、ドイツ最大の醸造所グループ「Radeberger Group(ラーデベルガー グループ)」に買収され、他のベルリンの醸造所、berliner-kindl(ベルリーナ・キンドル)、Schultheiss(シュルタイス)と合併し、「ベルリナー・キンドル・シュルタイス醸造所」を設立しています。
③ベルリン製薬
バイエルAGかと思われます。※さらに調査が必要。
ドイツのレヴァークーゼンに本部を置く、化学工業及び製薬会社ですが、
医薬品部門は、ベルリンに本社があります。
サッカーの話で申し訳ございませんが、23-24シーズンのブンデスリーガでノリに乗っている、
シャビ監督率いるレヴァークーゼン。見事に23-24シーズンを無敗優勝しました!!
このレヴァークーゼンの正式名称は「バイエル・レヴァークーゼン」と言い、1904年にバイエルの従業員によって設立されたクラブチームなんですよ笑
④ベルリン管弦楽団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のことだと思われます。
1882年設立の伝統のある管弦楽団。
これまでに、第一コンサートマスター(各奏者を統率して、指揮者の意図を音楽に具現する役職)に就任した日本人が2名います。
ヴァイオリン奏者の安永徹氏と樫本大進氏です。
ドイツに渡り、コンサートマスターの地位になるまで活躍するって凄いですよね。
ちなみに本拠地は、ベルリン・フィルハーモニーで、建築家ハンス・シャロウン設計のコンサートホール。
コンサートホールは、五角形のヴィンヤード(アリーナ)型となっています。
ヴィンヤード(アリーナ)型とは、演奏者を取り囲むように座席があるタイプのコンサートホールです。
建築家のハンス・シャロウンが、このベルリン・フィルハーモニーを設計する時に、「非公式に音楽を聴くとき、人々は常に輪になって集まる」と述べ、舞台と聴衆が近く、演奏者と観客が一体感が得やすい、このヴィンヤード(アリーナ)型をつくり出しました。
このヴィンヤード(アリーナ)型は、東京にあるサントリーホールでも採用しています。
また補足ですが、演奏者と観客が対面する一般的なコンサートホールのことを、シューボックス型と言います。
画像(下):シューボックス型のコンサートホール
⑤駅前動物園
ベルリン動物園を指しているかと思います。
https://www.zoo-berlin.de/de
「Zoologischer Garten(動物園)」の駅を降りて、すぐの所にあります。
小田急線の読売ランド前駅とは大違いです笑
ベルリン動物園には、なんとパンダがいます!!
上野動物園の入場料は600円に対し、ベルリン動物園は約3000円。
さらに上野動物園の年間パスポートは2400円だから、それより高い!
ロンドン動物園やバルセロナ動物園もそうなんですが、ヨーロッパの動物園の入場料が高い!
上野動物園はいかに安くて素晴らしい場所であることを実感して欲しいです笑
動物好きこそ、上野動物園へ行け!
⑥ベルリン総合病院
シャリテ医科大学病院と思われます。
ヨーロッパ最大規模の大学病院で、ノーベル生理学・医学賞を受賞したドイツ人の半数以上は、シャリテで勤めていると言われるくらい医学の研究が進んでいます。
⑦自動車工場
ベルリンには、メルセデス・ベンツとテスラの自動車工場があります。
メルセデス・ベンツがドイツ車なので、この物件はメルセデス・ベンツのことだと予想します。
ちなみにメルセデス・ベンツの本社はシュトゥットガルトです。
また、メルセデス・ベンツは1886年にドイツの技術者カール・ベンツによって設立された世界最古の自動車メーカーと言われています。
⑧博物館島
ベルリンの中央部を流れるシュプレー川の中洲に5つの博物館と美術館が集まっています。
※旧博物館、新博物館、旧国立美術館、ボーデ美術館、ペルガモン博物館
そして、この中洲は「ムゼウムスインゼル(博物館島)」と呼ばれ、
1999年に「ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)」として世界遺産に登録されました。
最初に建てられた博物館は、現在の旧博物館で、1824年から1839年にかけて、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルハイム3世の命で建てられました。
その後即位したフリードリヒ・ヴィルハイム4世が1841年に、この旧博物館がある中洲を「芸術と科学の聖域」と定め、次々と博物館と美術館が建てられました。
コメント