ベトナム南部のメコンデルタの中心に位置する同国最大の都市ホーチミン。
水運交通に恵まれていたため、農産物の集散地として発展した都市です。
現在では、商工業が発展しており、ゴムやチーク材の輸出港となっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①バインセオ屋
バインセオとは、ベトナム南部の粉物料理です。
溶いた米粉を焼き、具を後から挟むスタイルのため、ベトナム風お好み焼きとも言われています。
ホーチミン市内で口コミ数の多いバインセオ屋は「Bánh Xèo 46A(バィンセオ46A)」です。
②カフェ・サイゴン
サイゴンとは、ホーチミンの旧称です。
物件名がカフェ・サイゴンということですが、
ホーチミンには、「KATINAT SAIGON KAFE(カティナットサイゴンカフェ)」というコーヒーチェーン店があります。
深めに煎った豆をフランス式フィルターで抽出し、コンデンスミルクを加えたベトナムコーヒーはもちろん、カフェラテやフルーツティーなどがあります。
こちらのカフェは、ホーチミン市内に多く出店しています。
③水田
ベトナムは稲作が盛んで、2大生産地は北部の紅河デルタと南部のメコンデルタとなっています。
ホーチミンは南部に位置する都市なので、この水田はメコンデルタの稲作地帯のことだと思います。
メコンデルタとは、メコン川下流の三角州のことで、
地理学では、カンボジア東南部もこの三角州に含まれています。
なお、三角州(デルタ)とは、河川によって運搬された砂や粘土が河口付近で堆積してつくられる低地地形のことです。
水はけが悪い低湿地であるため、水田に利用される傾向にあります。
④コショウ畑
ベトナムは、コショウの生産量が世界一の国です。
特に最高品質のコショウが、ベトナムのフーコック島産のものとなります。
フーコック島はベトナム南部メコンデルタ地方にある離れ小島です。
⑤ベトナムゴム工業
2019年のベトナムの天然ゴム生産量は、世界シェアの8.7%を誇り、世界第3位となっています。
主な生産地は、ベトナム南東部のドンナイ省、ビンズオン省、ビンフック省、タイニン省です。
そのため、これらの生産地に近いホーチミンにはゴム工場があります。
そして、ホーチミンのゴム工場には、
ベトナムゴム工業グループのオフィスがあります。
⑥スカイデッキタワー
ランドマーク81のことだと思います。
2015年着工。2018年竣工(完成)。ホーチミンにある超高層ビルです。
高さ461.3m。
地上81階、地下3階建てとなっており、
5つ星ホテルのほか、マンション、オフィス、ショッピングモール、レストラン、バー、展望台、ベトナム最大規模のアイスリンクがあります。
⑦ハイテク工業団地
サイゴンハイテクパーク(SHTP)のことだと思います。
2002年設立。ホーチミンにあるハイテク工業団地です。
工業団地の他にも研究開発センター、人材教育センターを有しています。
このエリアには、Intel、Nidec、Sumsungなどの世界的企業が入居しています。
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