セルビア共和国の首都ベオグラード。
ベオグラードといえばで、何を思いつきますか?
私は、テニスプレイヤーのジョコビッチです。
さらにエリアを拡大して、セルビアといえば?にした場合、
一番に思い浮かぶのは、元プロサッカー選手で、現セルビア代表監督のストイコビッチ(ピクシー)です。次に浮かぶのは、現役プロサッカー選手のミトロビッチ、ヴラホヴィッチ。
アスリートの印象が強い笑
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ラキヤ蒸留所
ラキヤとは、発酵させた果物から作られる蒸留酒のことで、主にバルカン半島や南スラブの人々が好んで飲むお酒です。地域によって使用する果物が異なり、リンゴ、葡萄、スモモのみで作る国もあるそうですが、セルビアのラキヤは、複数の果物を使用するようです。
市販されているラキヤのアルコール度数は40度程ですが、農家などが作る自家製のものは50〜60度となり、非常にアルコール度数が高いお酒となっています。
ラキア蒸留所について調べてみました。https://www.rakiabar.com/home.2.html
HPより、中国人の購入者が多いのか、中国語用ページがあります。
②ブレスカビッツァ屋
ブレスカビッツァとは、牛肉、豚肉、羊肉などをスパイスで混ぜ合わせ、パテ状にし、焼くセルビア料理です。アイヴァル(赤パプリカ、塩、ニンニク、胡椒で作った)ソースをかけて食べたりします。
また、ファーストフードとしてブレスカビッツァをパンで挟んで食べたりもします。
はい、ハンバーガーです笑
番外編
ベオグラードといえば、ジョコビッチ!!
なぜジョコビッチの家族が経営するレストランを物件に入れないんだ!!
ということで「有名庭球選手のレストラン」を紹介します。
店名は「Novak」
http://www.novak1.rs/en/gallery.html
ちなみにジョコビッチはグルテン不耐症のため、小麦粉に含まれるグルテンを摂取すると、疲労感や体調不良で、テニスの試合どころではなかったそうです。
そこで、グルテンフリーの食事に切り替えたところ、疲労感もなくなり、現在も好調をキープしています。
③刺繍民芸品店
セルビア(ベオグラード)は伝統的に刺繍業が盛んで、民族衣装にも刺繍が施されています。
刺繍の入ったスカーフやハンカチなど、お土産として人気があります。
④花の家博物館
チトーの霊廟を指しているかと思います。
https://www.muzej-jugoslavije.org/en/
ユーゴスラビア王国、社会主義時代のユーゴスラビア、チトーの生涯の記録を扱う歴史博物館です。
チトーは、第二次世界大戦後、35年間に渡りユーゴスラビアという多民族複合国家を指導した政治家です。
ユーゴスラビアが、どのくらい他民族複合国家だったかというと、
「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を有する1つの国家」と数え歌があるくらい複雑な国家でした。複雑ゆえに、いつバラバラになってもおかしくない国家だったので、「欧州の火薬庫」とも言われていました。
このユーゴスラビアという複雑な国家をチトーは、少数民族を配慮する政策や、かつてパルチザンを率いて国を救った英雄としてのカリスマ性により、まとめ上げたのです。
しかし、絶大なカリスマ性を持っていたためか後継者がおらず、チトー亡き後は、民族問題が一気に湧き上がり、ユーゴスラビアは崩壊しました。
⑤ゲノム解析会社
2025年開設予定の「バイオテクノロジー・センター(BIO4キャンパス)」を指しているのかと思われます。
https://bio4.rs
バイオテクノロジー・センター(BIO4キャンパス)では、ベオグラード大学の3つの学部(生物学部、薬学部、冶金工学部バイオ・エンジニアリング・グループ)が設置され、8つの科学研究所、ベオグラード科学技術パークの拡張部分、民間企業のR&Dセンターなどの入居が予定されているようです。
このバイオテクノロジー・センターは、セルビア国内の平均給与と年金水準を引き上げ、若者がセルビアにとどまることを保証を目指すこと。また、難解であるゲノム解析のプロジェクトに挑むために、セルビアに移住したい人を集めようと計画しています。
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