フランス領ポリネシアのタヒチ島北西部に位置する首都パペエテ(パペーテ)。
ケッペンの気候区分は、熱帯モンスーン気候(Am)に属しています。
フランス領ポリネシアについて
人口:約27万8千人(2016年)
面積:4167㎢
公用語:フランス語
通貨:CFPフラン ※1CFPフラン=1.33906 (2024年9月現在)
主な宗教:キリスト教
主な産業:農業(バニラ)、養殖(黒真珠)、観光業
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①バニラ畑
バニラは、ラン科の植物です。
さやに入った状態のバニラのことをバニラビーンズといいます。
バニラビーンズは甘く豊かな香りが特徴の香辛料です。
受粉後にできるさやの発酵と乾燥を繰り返すことによって、甘い香りが生み出しています。
バニラビーンズは、サフランに次ぐ2番目に高価な香辛料とも言われています。
というのも、バニラビーンズを生産するには、多大な労働力が必要なのと、新芽が花をつけるまでに3、4年かかること、受粉できる時期も年間数日だけなので、夜明け前の4時間を手作業で行う必要があるからです。
本題のバニラ畑ですが、
フランス領ポリネシアではバニラを栽培し、輸出を行なっています。
また、フランス領ポリネシア(タヒチ産)のバニラビーンズは、
バニラビーンズの中でも希少性があり、高品質なバニラビーンズです。
さやは長く肉厚で、花のように新鮮なアニスフレーバーとキャラメルのような甘さ豊かな風味があるのが、特徴のようです。
②楽園ビール醸造所
Brasserie de Tahitiの醸造所のことだと思います。
南太平洋の真珠といわれる美しさで知られる「地上最後の楽園」タヒチで醸造されているビールです。
Hinano(ヒナノ)を製造しており、日本でも三井物産流通グループが輸入し、販売をしています。
ちなみに「ヒナノ」とは現地の言葉で「かわいい女の子」を意味します。
③水上コテージ
フランス領ポリネシアのボラボラ島に水上コテージが多くあります。
中でも、有名な水上コテージは「コンラッド ボラ ボラ ヌイ」。
ヒルトンホテルが運営する高級水上コテージです。
④タヒチ真珠養殖場
フランス領ポリネシアでは真珠の養殖が盛んです。
世界最大の黒蝶真珠を輸出している島で、市場シェアは全世界の90%以上を占めています。
そして、フランス領ポリネシア海域に生息する黒蝶貝を母貝としてタヒチで養殖された真珠を
「タヒチパール(タヒチ真珠)」と呼びます。
本題のタヒチ真珠養殖場ですが、
タヒチ島内に「Tahiti iti pearl farm」という養殖場があります。
コメント