クック諸島のラロトンガ島北部に位置する首都アバルア。
クック諸島で最も人口が多い町です。
ラロトンガ国際空港があり、クック諸島の玄関口となっています。
クック諸島について
クック諸島
1965年 内政自治権を獲得し、ニュージーランドとの自由連合に移行
※自由連合…外交や防衛などの権限を他国に委ねた国家関係
首都:アバルア
人口:約19200人(2022年)
面積:236㎢
公用語:ラロトンガ語、英語
通貨:ニュージーランド・ドル ※1ニュージーランド・ドル=90.87円(2024年9月現在)
主な宗教:キリスト教
主な産業:漁業(マグロ)、養殖(真珠)、農業(パパイヤ)、観光業
クック諸島は、24の珊瑚環礁と火山島からなる立憲君主制国家です。
日本では2011年3月25日にクック諸島を国家として承認しました。
①ドーナツ屋
クック諸島では、ドーナツがローカルフードとなっており、
朝食でよくココナッツ風味のドーナツを食べているようです。
市場やカフェ、ベーカリーなど、あらゆる場所でドーナツが売られています。
この中で私が気になったのは、「Rarotonga Bakery」というベーカリー。
パンはもちろん、パイ、ベーグル、ドーナツなども販売しています。
また、アバルア市内の市場「Punanga Nui Market」でもドーナツを販売しています。
余談ですが、ドーナツといえばトランス脂肪酸。
摂りすぎると肥満になると言われています。
ドーナツがローカルフードとなっているクック諸島では、
ドーナツだけが原因というわけではありませんが、世界トップクラスの肥満大国と言われています。
②パパイア畑
パパイアとは、パパイア科パパイア属の常緑小高木または、その果実のことです。
メキシコ南部から西インド諸島が原産で、果実、野菜、茶葉、薬用と万能の植物です。
熱帯果樹のため、熱帯気候であるクック諸島でも栽培されており、
主要な輸出品の一つとなっています。
③黒真珠養殖場
ブラックパール(黒真珠)は、読んで字の如く、黒色の真珠です。
なぜ黒いのかというと、
真珠は真珠層のコンキオリンに含まれる色素によって色が決まるようで、
赤・黄・緑の3つの色素が混ざりあい、黒色になっているようです。
クック諸島では、黒真珠の養殖を行なっています。
また、黒真珠は邪気や悪霊から守ってくれると言われており、
黒真珠のアクセサリーがお土産として人気となっています。
本題の黒真珠養殖場ですが、
ラロトンガ島から北へ約1200km離れたマニヒキ島に黒真珠養殖場があります。
養殖場らしき建物
アバルアにある黒真珠を販売している宝石店「Bergman & Sons」。
④鯨ウォッチング船
ホエールウォッチング(鯨ウォッチング)ツアーがクック諸島の観光で人気です。
ザトウクジラが温かく安全な海を求めて、南極からクック諸島へ移動する7月から10月にかけて、
ツアーが行われています。
本題の鯨ウォッチング船ですが、
「WHALE WATCHING RAROTONGA」というサイトで、
42フィート船「Lady D」に乗船して、ホエールウォッチングを楽しむツアーを催しています。
⑤伝統舞踊劇場
Te Vara Nui Village(テ・ヴァラ・ヌイ・ビレッジ)の劇場のことだと思います。
Te Vara Nui Villageとは、ラロトンガ島にあるクック諸島の文化を体験できるテーマパークです。
文化村ツアー(Cultural Village Tour)では、歴史展示小屋や植物園を歩きながら、クック諸島の歴史、伝統医学、先祖代々の航海技術、衣装、伝説について学べます。
夜には、
水上ナイトショー&ビュッフェディナーを行っています。
クック諸島の伝統的なダンスを観ながら、夕食ビュッフェを楽しむことができます。
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