ギニアビサウ西部に位置する首都ビサウ。
人口約49.2万人 (2015年)。同国最大の都市で、政治・経済・港湾の中心地です。
ギニアビサウについて
ギニアビサウ共和国
1973年ポルトガルから独立
首都:ビサウ
人口:約196万人(2020年)
面積:3.6万㎢
公用語:ポルトガル語
通貨:CFAフラン ※1CFAフラン=0.25円(2024年3月現在)
主な宗教:イスラム教(50%)、現地宗教(40%)、キリスト教(10%)
主な産業:農業(米、カシューナッツ、落花生)
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①カシューナッツ畑
カシューの樹の種子がカシューナッツです。
南米原産で耐寒性がなく、多雨過湿を嫌う性質のため、適度な降雨量のある熱帯地域や亜熱帯地域を好む木です。
ギニアビサウの内陸の高原部はサバナ気候(Aw)に属しており、乾季のある熱帯地域のため、
カシューナッツの栽培が行われています。
ちなみにギニアビサウの産業は、工業や鉱業がほぼ存在せず、労働力の8割が農業に従事しています。
その農業も稲作など自給農業が中心で、国内需要すら満たせないほど生産性低いようです。
ただし、カシューナッツに関しては、商品作物として生産しており、
生産量も世界第6位になったりしています。
なお、ギニアビサウで生産されたカシューナッツの多くはインドへ輸出されているようです。
②ピーナッツ畑
ポルトガル植民地時代は、内陸部で落花生(ピーナッツ)を栽培しており、輸出を行っていました。
1957年には総輸出の70%が落花生だったそうです。
しかし、独立戦争時に農地の荒廃が進んだことや、独立後の社会主義的農業政策によって、
自給農業への回帰が進み、商品作物はカシューナッツ以外は生産量が減少しています。
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