カナダ南西部、アルバータ州中央部に位置する州都エドモントン。
ケッペンの気候区分は、冷帯湿潤気候(Df)に属します。
産業は、石油精製、石油化学工業が発達しており、
石油のパイプラインがバンクーバーやモントリオールまで延びています。
また、近年はオイルサンドの開発で注目されています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ステーキハウス
エドモントンのあるアルバータ州は、柔らかく上質なアルバータビーフの産地として知られています。この穀物飼育されたアルバータビーフは、鉄分、 亜鉛、タンパク質、ビタミンB類などの栄養素が豊富に含まれているようです。
エドモントンのステーキハウスで、アルバータビーフを提供する有名店は
「Sawmill Prime Rib & Steak House」です。
1976年創業。
2000年にenRouteによるカナダのトップ100レストランに選出、
2016年にOpen Tableによるカナダのベストブランチレストラン75に選出されている
評判の良いレストランです。
②オイルサンド採掘場
オイルサンドとは、石油成分を含む砂岩のことです。極めて粘性の高く、色は黒ずみ、石油臭を放つことが特徴です。
なお、母岩が砂岩ではなく頁岩であり、炭化水素の根源物質であるケロジェンを大量に含むものオイルシェールと言います。
エドモントンから北北東約450kmに位置するアサバスカオイルサンドが世界有数のオイルサンド鉱床です。そして、このアサバスカオイルサンド内で、生産量の多い代表的な採掘場はSuncor mine(サンコー鉱山)です。
また、アサバスカオイルサンドの中心地であるフォート・マクマレーには、
Oil Sands Discovery Centre(オイル サンズ ディスカバリー センター)というオイルサンドの歴史、採掘技術などを学べる博物館があります。
https://www.oilsandsdiscovery.ca
③油田
エドモントンから南西約100kmに位置にペンビナ(ペンビーナ)油田があります。
カナダ最大の油田で、1905年に浅層に油の存在が知られていましたが、
1953 年に石油、天然ガスの主油層が発見され、油田地帯として注目を浴びました。
ちなみに、このペンビナ油田と前述のアサバスカオイルサンドをまとめて、アルバータ油田と言う場合もあります。
④石油精製プラント
石油精製とは、原油を精製して燃料油にする工業過程のことです。
石油精製する工場のことを石油精製プラントといい、蒸留装置や分解装置によって、ガソリン、灯油、軽油、重油などのさまざまな石油製品に代えています。
エドモントン周辺で石油、オイルサンドが採れるため、エドモントン市内や郊外に石油精製工場が集まっています。
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