イタリア中部に位置するトスカーナ州の州都フィレンツェ。
中世には、毛織物・絹織物で繁栄し、
近世には、ルネサンス発祥の地となった都市です。
現在は、皮革・製靴・陶器・精密機械などの工業が発達しています。
また、聖堂・宮殿・美術館が多く、イタリアの人気観光地となっています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①オリーブオイル店
フィレンツェのあるトスカーナ州はオリーブオイルの産地として有名です。
現在では、多くの種類のオリーブオイルが流通しています。
本題のオリーブオイル店ですが、
フィレンツェ市内には、PRUNETI EXTRA GALLERYの販売店があります。
オリーブオイルのほか、バルサミコ酢やジンも取り扱っています。
②ステーキ店
フィレンツェのあるトスカーナ地方の名物料理にビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(ビステッカ)があります。キアニーナ牛の仔牛肉を使用したTボーンステーキのことです。
フィレンツェにある有名なステーキ屋は、Il Latini (イル・ラティーニ)です。
ビステッカが名物のトスカーナ料理店です。
③高級ブランド店
グッチのことだと思います。
1921年設立。フィレンツェに本店を置く高級ブランドです。
バッグ・靴・サイフなどの皮革商品をはじめ、服、宝飾品、時計、香水など幅広く展開しており、
世界で初めて、品質保証のためにデザイナーの名前を商品に入れたことでも知られています。
④ブドウ農園
フィレンツェのあるトスカーナ州は、全土の約66%が丘陵地帯となっています。
丘陵地は、水はけが良いため、ブドウ栽培に適しています。
また、ブドウへの日当たりも良く、葡萄栽培に欠かせない日光を効率よく得られます。
そのため、トスカーナ州はイタリアを代表するブドウ栽培地となっています。
トスカーナで栽培されている主なブドウの品種は、サンジョヴェーゼ。
赤ワイン用ぶどう品種です。
南北アメリカ大陸でも栽培され、イタリア起源のぶどう品種のなかでは、
唯一国際的な品種になっています。
⑤有名ワイナリー
トスカーナには、有名な高級イタリアワインであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノがあります。
ブドウはサンジョヴェーゼ・グロッソ100%使用、
力強い味わいと肉との相性が良い赤ワインです。
トスカーナ州シエーナ県モンタルチーノのワイナリーがあります。
ワインツアーが人気のようです。
⑥最古の薬局
サンタマリアノヴェッラ薬局のことだと思います。
1221年設立。フィレンツェにある世界最古の薬局です。
ドミニコ会の修道院サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェの修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたのが始まりです。
1612年に薬局として認可され、一般営業を開始。
フランス王家のアンリ2世に嫁ぐカテリーナ・デ・メディチのために考案した「アックア・デッラ・レジーナ(王妃の水)」は、香水の中の歴史的名香として知られ、
現在でもアックア・デッラ・レジーナは、サンタ・マリア・ノヴェッラというブランド名を冠したオーデコロンとして売られています。
⑦メディチ美術館
ウフィツィ美術館のことだと思います。
メディチ家の歴代美術コレクションを収蔵する美術館です。
近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つとされ、
1591年に部分的公開、1769年に一般公開されました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」や「東方三博士の礼拝」、
美術や世界史の教科書でお馴染みのボッティチェッリの「プリマヴェーラ」、「ヴィーナスの誕生」
が展示されています。
⑧天文の父博物館
ガリレオ博物館のことだと思います。
旧名は、科学史研究所博物館。
2010年にガリレオの「星界の報告」が出版されて400年を記念してガリレオ博物館に改名しました。
科学史の展示以外にも、
アラブの天球、サントゥッチ腕球といったコレクションや、
ガリレオの右手中指が保存されています。
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