ポーランド東部、ビスワ川中流に面する首都ワルシャワ。
中央ヨーロッパの文化・政治・経済の中心地です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ミルクバル
ミルクバルとは、ポーランド式のカフェテリアのことです。
ポーランド語で「Bar Mleczny(バル・ムレチュニィ )」と言います。
元々は、社員食堂を持たない中小企業の従業員に安価な食事を提供する目的で生み出されました。
1980年代まで、乳製品と野菜を中心に提供していたため、ミルクバルと呼ばれるようになったと言われています。
ワルシャワには、このミルクバルことバル・ムレチュニィが多くあります。
そして、ワルシャワにあるミルクバルの有名店はBar Mleczny Prasowyです。
スープやサラダ、肉類やピエロギなど
昔ながらのミルクバルのメニューを安価な料金でいただけます。
②ピエロギ店
ピエロギとは、餃子のような東ヨーロッパの伝統的な料理です。
ポーランドでは国民食として人気を誇ります。
餃子よりも生地が厚く、モチモチしているのが特徴です。
具材には、挽き肉やチーズ、マッシュポテトなどを入れます。
また、デザートとして苺、さくらんぼ、ブルーベリーなどを入れたピエロギもあります。
さて、本題のピエロギ店ですが、
ワルシャワで有名なピエロギ店はZapiecek(ザピエチェク)というお店です。
観光客から地元の方まで多くの人が訪れるポーランド料理屋です。
③伝統の花柄陶器店
伝統の花柄陶器は、ポーランド南西部のボレスワヴィエツで作られているポーランド食器のことだと思います。
このポーランド食器の特徴は、スタンプや絵筆で描かれたおしゃれなデザインが多く、
花柄やドット柄、ハート柄などのパターンがあります。
ワルシャワにもボレスワヴィエツで作られたポーランド食器を販売しているお店が多くあります。
そして、ワルシャワには、ポーランド食器の老舗で後述するザクワディ・ツェラミチュナ・ボレスワヴィエツ社のアウトレットストアがあります。
④琥珀装飾品店
琥珀はポーランドの名産品の一つです。
特にポーランド北部のバルト海に面する港湾都市グダニスクが琥珀の産地として知られています。
ワルシャワにも、多くの琥珀装飾店があります。
ただ気をつけたいのは、偽物の琥珀を販売しているお店も多いようです笑
⑤ピアノの詩人館
フレデリック・ショパン博物館のことだと思います。
1954年開館。
ワルシャワを代表する作曲家であるショパンに関する展示を行っている博物館です。
ショパンは、前期ロマン派音楽を代表する作曲家で、その作曲のほとんどがピアノ独奏曲で占めていたため、ピアノの詩人と呼ばれていました。
代表作には、ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35《葬送》、幻想ポロネーズ 変イ長調・作品61などがあります。
⑥花柄陶器工房
Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC” (ザクワディ・ツェラミチュナ・ボレスワヴィエツ社)の工房のことだと思います。
ポーランド食器の老舗で、社名に「ボレスワヴィエツ」という地名を入れることが許されている唯一の陶器製造会社です。
ボレスワヴィエツの中心地から徒歩5分ほどの所に工房兼直売店があります。
⑦放射線研究博物館
Maria Skłodowska-Curie Museum(キュリー夫人博物館)のことだと思います。
1967年にキュリー夫人の生家を博物館として開館。
キュリー夫人の研究に関する資料などが展示されています。
キュリー夫人は、化学元素ポロニウムとラジウムを発見したポーランド出身の物理学者・化学者です。
女性初のノーベル賞受賞者であり、1903年に夫であるピエールと共にノーベル物理学賞、1911年に化学賞の2つのノーベル賞を受賞しています。
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