南アフリカ共和国の南部に位置する港湾都市ポートエリザベス。
別名:風の町とも呼ばれています。
おそらくアフリカ大陸南端で風を遮るものがないので、
直接海風が当たるからこの名前が付いたと推測します。
では早速、物件の紹介していきたいと思います。

①新鮮マグロ料理店
南アフリカは大西洋とインド洋に面し、
ポートエリザベス近海のエリザベス〜ターバン沖水域ではメバチマグロとキハダマグロが、
さらに南下したケープ沖水域ではミナミマグロ(インドマグロ)の漁獲量が多い国です。
実際に、南アフリカで漁れたマグロを使用しているかわかりませんが、
ポートエリザベスには、マグロを取り扱うレストランが何店舗かありますので、一部ご紹介。
The SUKI Sushi & Asian Cuisine

La Kouzina

②マグロトロール船団
トロール船とは、トロール網と呼ばれる両側に袖編みをつけた三角形の袋網を船で曳きながら魚を漁獲する船です。タラ、エビ、イワシ、アジなどが漁れます。
海底にトロール網を仕掛けるので、船行するときに網が海底の土を撹拌させます。
この撹拌により魚が死んでしまったり、透明だった水が濁り海底生物の環境悪化が進むので禁止すべきではという声が挙がっています。

そして本題のマグロについてですが、
マグロの漁獲方法は主に、
①定置網漁
②巻き網漁
③延縄(はえなわ)漁
④一本釣り
となります。
定置網漁

一定の時期の間、網を仕掛ける方法です。
マグロは回遊魚なので、一度この定置網の中に入ってしまうと、
なかなか外に脱げ出せず、網の中をグルグル泳ぎ周ります。
巻き網漁

先ず、魚群探知機でマグロの群れを見つけます。
群れを見つけたら、小型ボートを走らせて網でマグロの群れを囲んで水揚げする方法です。
囲む際に、マグロが網により傷つくこともあるので、この漁でのマグロの単価が下がることもあります。また、幼魚も水揚げされてしまうので、生態系の観点から疑問視が出ています。
延縄(はえなわ)漁

1本の幹縄に、針に餌をつけた枝縄をたくさんつけ、海中に吊るしてマグロを水揚げする方法です。
日本では、このマグロの水揚げ方法が主流です。
一本釣り
小型船に乗り、マグロがいる沖に出て、釣竿1本で釣りあげる方法です。
マグロの一本釣りといえば、大間のマグロが思い浮かびます笑
まとめ
以上より、トロール船でマグロを漁獲するケースはあまり聞いたことがありません。
※トロール船ではなく、巻き網船のことかと思われます。
③タイヤ工場
後述となりますが、ポートエリザベスでは自動車産業が盛んです。
その自動車に欠かせないのがタイヤということで、
ドイツのハノーファーを本拠地とするタイヤメーカー「コンチネンタルタイヤ」のポートエリザベスに工場を設けています。
④愛のピラミッド

ポート・エリザベス碑を指しているかと思われます。
ドンキン保護区にある、このピラミッド形のモニュメントは、ドンキン卿の妻エリザベスに捧げられたものです。
また、ドンキン卿は、前任していたインドの地で亡くなった最愛の妻「エリザベス」を偲んで、この街をポートエリザベスと名付けました。
⑤自動車工場
アメリカの自動車メーカーのフォード、ゼネラルモーターズ(ハマー)、
ドイツの自動車メーカーのフォルクスワーゲンの工場がポートエリザベスに工場を設けています。
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