ベルギー中部に位置する首都ブリュッセル。
交通の要地で、ロンドン、パリ、アムステルダム、ドイツ方面の中継地として便利です。
チョコレート、ワッフル、ビールにムール貝と食べ物が充実してて、
世界遺産「グランプラス」や、アール・ヌーヴォーを代表する建築家ヴィクトール・オルタの自邸「オルタ美術館」など見所が多くあります。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ワッフル屋
ブリュッセル市内には、ベルギーワッフルのお店が至る所にいます。
どの店にするか迷うくらいあります笑
そして、ベルギーワッフルは大きくは2種類に分けられます。
リエージュワッフルとブリュッセルワッフルです。
リエージュ・ワッフル
リエージュ・ワッフルは、ベルギーのリエージュ発祥のワッフルです。
丸い形が多く、外はカリッと、中はふわふわな食感のワッフルです。
日本で売られている大半のベルギーワッフルは、このリエージュワッフルのタイプです。
ブリュッセル・ワッフル
ブリュッセル・ワッフルは、ブリュッセルのワッフル屋の多くの店が提供してるワッフルです。
長方形で、パイ生地のようなワッフルです。チョコレートやホイップクリーム、フルーツをのせて食べることが多いです。
私が実際に行ったお店
今回は私が実際に行ったお店を紹介したいと思います。
「Le Roi de la Gaufre」
https://roidelagaufre.be/en
世界遺産「グランプラス」から徒歩圏内のベルギーワッフルのお店です。
私は、上の写真のチョコレートとホイップクリーム、イチゴをのせたブリュッセル・ワッフルを食べました。
②チョコレート専門店
ブリュッセルのアーケード「ギャルリー・サンテュベール」にチョコレート専門店がいくつか並んでいます。ゴティバ、ピエールマルコリーニなどの日本にも進出している店はもちろん、ノイハウス、
マリーなどあります。その他、ブリュッセル市内には、ベルギー王室御用達のチョコレートがたくさんあります。
さて、本題の物件のチョコレート専門店は「ノイハウス」だと思います。
1857年創業。ブリュッセルの老舗チョコレート専門店です。
創業時は薬局で、薬を摂取しやすくするためにチョコレートで覆って販売してたようです。
そこからチョコレート専門店に代わり、現在に至ります。
なお、ノイハウスは日本でも販売しています。
ノイハウス公式オンラインショップ ボナペティボン神楽坂
https://www.bb-kagurazaka.co.jp/shopbrand/neuhaus
番外:CORNE(コルネ)
私が実際に行ったチョコレート専門店です。
1932年創業。ギャルリー・サンテュベール内にあります。
日本未進出で、価格をお手頃でかつ美味しい店という点に魅かれて訪れました。
③小便小僧グッズ屋
ブリュッセルの観光名所「小便小僧」。世界三大がっかりスポットの一つです。
グランプラス周辺には多くのお土産屋があり、小便小僧グッズが置いてあります。
散歩してて印象的だったのは、小便小僧の近くのお土産屋(ホテル)でした。
小便小僧の像の斜め向かいにあります。
番外①:小便少女
小便小僧のオマージュです。
販売しているビールの銘柄数世界最多としてギネスに公認された「デリリウムカフェ」の向かいにあります。
番外②:小便犬
小便をしている犬の像です。
ただし、小便は出ていません。
道路の水たまりはたまたまです笑
④ブリュッセル製薬
UCB(ユーシービー)のことだと思います。
1928年設立。ブリュッセルに本社を置く医薬品メーカです。
神経系や免疫系の医薬品を得意としており、
抗てんかん薬「イーケプラ®」や、関節リウマチ治療薬「シムジア®」など製造しています。
⑤化学メーカー
Solvay(ソルベイ)のことだと思います。
1863年設立。ブリュッセルに本社を置く総合化学メーカーです。
主に、
材料として、フッ素樹脂や繊維強化プラスチックの製造。
化学分野では、化粧品や食品添加物に使われる界面活性剤の製造をしています。
⑥ヨンハイビール
どこのビールメーカーを指しているのか本当に難しい物件名です泣
何せベルギーには、ものすごい数のビール醸造所がありますから。
例えば、ベルギーの代表的なビールメーカーは、ヒューガルデン、デュベル、ステラ・アルトワや、
修道院で造られている、トラピストビールのシメイなどがあります。いずれも日本で販売しているビールです。
さて、本題の物件のヨンハイビールについて、かなり強引な予想になりますが、
「CANTILLON(カンティヨン)」だと思っています。
理由は、ブリュッセルに醸造所があり、物件名のヨンがかかっているからです。
このカンティヨンですが、ビールの部類はランビックビールというカテゴリーになります。
ランビックビールとは、培養した酵母を使用せずに、空気中に浮遊している野生酵母や微生物を利用して自然発酵したビールのことです。
カンティオンの紹介の前に、代表的なビールの発酵方法について説明をしたいと思います。
発酵方法について(上面発酵、下面発酵)
普段、ビールを飲まない方にとっては、何のことだがと思うかもしれません。
ビールの発酵は通常、培養した酵母を使用します。
その発酵方法にも主に「上面発酵」と「下面発酵」の2種類です。
上面発酵は、発酵が進むと麦汁の上部に酵母が浮き上がる性質の酵母を使ったビールです。
発酵温度は15~20℃。ドイツのヴァイツェンやイギリスのペールエールなどが該当します。
古くから行われている発酵方法です。
一方、
下面発酵は、発酵が進むと底の方に沈んでいく酵母を使ったビールです。
発酵温度は約10℃。チェコのピルスナーやラガービールが該当し、日本のビールのほとんどがこの発酵方法でビールを醸造しています。
この上面発酵でも下面発酵でもない、空気中の野生酵母や微生物を利用したのがランビックビールです。
CANTILLON(カンティヨン)
CANTILLON(カンティヨン)は、
1900年設立の現在も家族経営で行われている小さな醸造所です。
代表的なビールは、「カンティヨン・グーズ」
年代の異なる3つのランビックをブレンドし、瓶内二次発酵を行ったビールです。
レモン、オレンジのようなフルーティーな香りとシャープな酸味があるのが特徴です。
※ランビックビールは酸味の強いビールです。
日本でも購入できます。
ベルギービールJAPAN様
https://www.belgianbeer.co.jp/products/detail.php?product_id=30
旧モデルのラベルは小便小僧のイラストが入っていました。
⑦投資会社
GBL(グループ・ブリュッセル・ランバート)のことだと思います。
ブリュッセルに本社を置く投資会社です。
1975年にランベール銀行とブリュッセル銀行が合併し、GBLとなりました。
アディダスやバーバリー、ユミコアなどに投資しています。
番外:ムール貝のワイン蒸し
ベルギーの代表的な料理「ムール貝のワイン蒸し」
ブリュッセル市内にある「Leon」がガイドブックなどで有名ですが、
私のおすすめは「Le Bistro – Porte de Hal」です。
https://le-bistro.be/en
昼食にムール貝のワイン蒸しを食べたのですが、美味すぎて、
夕食もこの店に行ったくらいです。
※夕食は牛肉のビール煮を注文しましたが、これも美味しかった笑
つまりハズレがないレストランです!!
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