中国直轄市の天津(てんしん/テンチン)市。
※中国直轄市は4つ(北京、上海、天津、重慶)
東に渤海、北に燕山を臨む華北地方の経済・貿易の中心地です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①中華かりんとう屋
天津の三大名物「天津三絶」の一つに十八街麻花児(天津大麻花)があります。
十八街麻花児(天津大麻花)は、練った小麦粉の生地を油で揚げ、
砂糖や蜜などをまぶしたかりんとうに似たお菓子のことです。
こちらの店舗にて、お土産として購入される方が多いようです。
②揚げ餅屋台
天津の三大名物「天津三絶」の一つに耳朶眼炸糕があります。
耳朶眼炸糕は、あんこをもち米の生地で包んで揚げたお菓子です。
天津市内に耳朶眼炸糕を提供するお店が多くあります。
③老舗パオズ屋
天津の三大名物「天津三絶」の一つに狗不理包子があります。
狗不理包子とは、天津市和平区にある老舗包子(パオズ)専門店「狗不理」の包子のことです。
物件の老舗パオズ屋はこちらがモデルだと思われます。
④天津凧ショップ
天津は凧作りが盛んな都市で、凧・魏(風箏魏)と呼ばれる凧があります。
凧・魏(風箏魏)は、凧作り職人の魏元泰氏が作った凧のことです。
鳥類や昆虫の飛ぶ姿や、それらの身体各部の比率などの関係を研究し、
凧作りに応用しているのが特徴となっています。
1915年のサンフランシスコ万国博覧会にて金賞を受賞し、
天津における凧作りの地位を確固たるものになりました。
現在も凧・魏の技術は四代目の魏国秋氏や、五代目の魏博文氏へと継承されており、
天津土産として人気を博しています。
さて、本題の天津凧ショップですが、
百度マップより、以下画像の青丸1の場所にあるみたいです。
⑤鉄鋼工場
天津には、2010年に天津鋼管投資控股有限公司、天津鉄鋼集団有限公司、天津天鉄冶金集団有限公司、天津冶金集団有限公司の4社が合併し、渤海鉄鋼集団有限公司を設立しています。
この鉄鋼会社のことだと思いましたが、2018年に破産しています。
なので、今回は天津市内で比較的規模が大きい 天津栄程聯合鋼鉄集団 (Rockcheck Steel)のことだと予想しています。
天津栄程聯合鋼鉄集団は1989年設立の鉄鋼会社で、
主に粗鋼を製造と金融を行っています。
※2001年に天津に進出しています。
⑥長城観光ツアー
天津市の中心地から北へ約150km行ったところにある万里の長城の黄崖関(こうがいかん)があります。
※中心地からだいぶ離れていますが、天津市内にあります。
天津から日帰りツアーがいくつか出ています。
参考までにVeltraに掲載されているツアーを紹介します。
⑦古代文化通り
天津古文化街のことだと思います。
英語表記ではTianjin Ancient Culture Street
日本語に訳すと天津 古代 文化 通りになります。
天津古代文化街は、清代の建築様式を模した商業街となっています。
この商店街は、中国国家観光局によってAAAAA景勝地に分類されているため、
多くの観光客が訪れています。
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