コスタリカ中央部に位置する首都サンホセ。
山岳地帯で標高約1170mにある同国最大の都市です。
コスタリカについて
コスタリカ共和国
1838年独立
首都:サンホセ
人口:約510万人(2020年)
面積:5.1万㎢
公用語:スペイン語
通貨:コスタリカ・コロン ※1コスタリカ・コロン=0.29円(2024年2月現在)
主な宗教:キリスト教(カトリック)
主な産業:コーヒー、バナナ、電機・精密機械
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ティコ料理店
ティコとは、コスタリカの郷土料理を指す愛称です。
他の中米諸国同様に、黒インゲン豆、赤インゲン豆などの豆類や肉類、バナナなどの食材を使用している料理をティコと言っています。
コスタリカの主な郷土料理は、
カサード…牛肉、鶏肉、魚などのメイン料理に米、豆類、キャベツのサラダ、フライドポテトなどが盛り合わせでついた定食
ガジョ・ピント…黒いんげん豆と一緒に炊いた米飯をタマネギ、ニンニク、ピーマン、コリアンダーリーフと炒め、さらにそれを豆の茹で汁とサルサ・リサーノで炒め煮したもの
などがあります。
さて、本題のティコ料理店ですが、
サンホセ市内にTico Burguesasというハンバーガーチェーン店があります。
24時間営業のハンバーガー屋ですが、ティコ料理もあります。
朝食メニューにガジョ・ピントがあります。
②コーヒー園
2021年のコスタリカのコーヒー生産量は、88200トンで世界第16位です。
世界の生産量に占める割合は0.9%となっています。
コスタリカでは、主にアラビカ種が多くを占め、
ティピカ、カトゥーラ、カトゥアイ、ブルボン、ゲイシャなどの品種を栽培しています。
コスタリカのコーヒーは、一般的に複雑な甘さとやわらかな酸味があり、柑橘系フレーバーの軽い飲み口が特徴と言われています。
主な産地は、ウエストバリー、セントラルバリー、タラス、トレス・リオス、ブルンカです。
サンホセから程近いコーヒー園は、こちら
③バナナ農園
2020年のコスタリカのバナナ生産量は、2529千トンで、世界第10位です。
2021年のコスタリカのバナナ輸出量は、2312千トンで、世界第4位です。
年度が異なりますが、生産したバナナのほとんどが輸出されています。
というのも、コスタリカのバナナ農園は、ドールやデルモンテなどのプランテーションで生産されているからです。
ちなみに、プランテーション農業とは、熱帯・亜熱帯にみられる大規模な商業的農園農業のことです。
一般的に欧米企業が資本や技術を提供し、地元民や移民の安価で豊富な労働力を利用して、商品作物を大量に生産しています。
④ヒスイ博物館
ヒスイ(翡翠)とは、深緑の半透明な宝石の一種です。
東洋や中南米では古くから人気が高い宝石で、金以上に重宝されていました。
ちなみに、鉱物学的には、化学組成の違いから、「硬玉(ヒスイ輝石)」と「軟玉(ネフライト:透閃石)」に分かれていますが、見た目では区別がつきにくいことから、どちらも「翡翠」と呼んでいます。
本題のヒスイ博物館ですが、サンホセには、Museo del Jade(翡翠博物館)があります。
1977年開館。2014年に現在のPlaza de la Democraciaの西側へ移転した翡翠の博物館です。
世界最大規模(2500個)の翡翠のオブジェをはじめ、石、金、貝殻、骨で作られた多数の考古物などの展示を行っています。
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