ガーナ南部に位置する首都アクラ。
同国最大の都市で、政治、経済、文化の中心都市です。
ケッペンの気候区分では、サバナ(AW)気候に属しています。
ガーナについて
ガーナ共和国
1957年イギリスから独立
首都:アクラ
人口:約3173万人(2021年)
面積:23.8万㎢
公用語:英語
通貨:セディ ※1セディ=約10.5円(2024年6月現在)
主な宗教:キリスト教(70%)
主な産業:農業(カカオ豆、カシューナッツ、キャッサバ、ヤムイモ、タロイモ)、林業、
鉱業(金)、石油、アルミニウムの精錬
カカオ生産が盛んな国で、金・マンガン・ボーキサイト・ダイヤモンドなどの鉱山資源も豊富な国です。ヴォルタ川にアコソンボダムを建設し、その電力でアルミニウムを精錬しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ピリ辛スープ屋台
ガーナ料理には、
ライトスープ(Light Soup)というトマト、ナス、タマネギ、鶏、唐辛子が入った南ガーナで食されるスープがあります。
フフ(芋類を臼で破砕して湯で練ったもの)と併せて食べるのが一般的です。
この料理には、唐辛子が入っているため、ピリ辛スープはライトスープのことだと思います。
アクラには、ライトスープを提供する店が多くあります。
②カカオ大農園
2020年のガーナのカカオ豆生産量は、800千トンで世界第2位です。
ガーナ国内には、カカオのプランテーションがあります。
プランテーションとは、熱帯・亜熱帯地域で行なっている大規模な商業的農園農業のことです。
この農業では、欧米諸国の人たちが資本や技術を提供し、安価な地元民の労働力を利用し、商品作物を単一で大量に生産しています。
しかし、近年では、地元民の方が経営を行ったり、作物を単一化から多角化へとシフトしている動きもあります。
ちなみに、ガーナではプランテーションだけでなく、家族単位の小規模な農家もあり、
児童労働が行われており、子どもたちの健全な成長の妨げとなっていることや、
カカオ生産の拡大のため森林伐採を行い、環境破壊が進んでいることなど課題が多くあります。
③チョコレート工場
ガーナのお土産としてNiche Cocoaのチョコレートが人気です。
Niche Cocoaは、2007年に設立したチョコレート会社で、
持続可能性とガーナのカカオ農家への継続的な支援を優先したチョコレートを製造しています。
ちなみに、ロッテ社が「ガーナミルク」というミルクチョコレートを製造していますが、
このチョコレートはスイスのミルクチョコレートの技法を採用したチョコレートで、
ガーナは発売当初からあまり関係ありません笑
④野口英世記念館
野口英世記念館のことだと思います。
アクラ市内のコレブ病院の敷地内にある、野口英世が実際に研究を行っていた実験室を改装した記念館です。
銅像や記念碑、研究に使われた顕微鏡や英世の手紙などが展示されています。
⑤生活用品製造工場
生活用品(日用品)とは、日常の生活に使う、こまごました品物のことです。
例えば、タオル、キッチン用品、調味料、トイレットペーパー、ハンガー、洗濯ばさみなどがあります。
ガーナ国内で、上記のような日用品を製造している会社を調べた所、
African Champion Industries(アフリカン チャンピオン インダストリーズ)というトイレットペーパーや筆記用紙などを製造している会社があるようです。
なお、African Champion Industriesは、
1967年設立。アクラに程近いテマという港町に本社を置いています。
⑥ガーナ城
世界遺産「ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群」の
ケープ・コースト城またはエルミナ城のことだと思います。
ケープ・コースト城は、
木材と金の貿易を目的として建設され、その後、奴隷貿易に使用した過去がある要塞です。
また、2009年にアメリカ合衆国オバマ大統領家族が訪れた際にも注目されました。
エルミナ城は、1482年にポルトガル人によって建てられた城塞です。
こちらも奴隷貿易に使用した過去があります。
⑦ガーナフォン通信
Telecel Ghana(テレセル ガーナ)のことだと思います。
旧名:Vodafone Ghana(ボーダフォン ガーナ)
2023年にVodafone GhanaからTelecel Ghanaへ名称変更した通信会社です。
2020年のVodafone Ghana時代にガーナ国内で約930万人のモバイル音声加入者がおり、
ガーナの市場シェア13.81%を占めています。
コメント
ついにアクラまで来ましたか
次は多分リベリアのモンロビアですかね?
何度も催促してしまいすみません
でも桃鉄もアフリカもこのブログももちろん好きなんです
参考程度に読んでみてください。