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2024年版 セイナッツァロのタウンホール アルヴァ・アアルト 〜宿泊方法、行き方、見どころなど〜 

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建築

セイナッツァロのタウンホール 

フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトの代表作「セイナッツァロのタウンホール」
1952年竣工。
鉄筋コンクリート造と赤レンガで構成された建造物で、
1993年までは村役場として機能していました。
※1994年以降は図書館やオフィスなどを併設する多目的施設となっています。

実は、このタウンホールに泊まることができます!!

宿泊方法

agoda HPより

agodaにて予約ができます。
下記URLをクリックして、
https://www.agoda.com/ja-jp/?cid=1918349&ds=OqQd0nIaz5924Y7T
日程、人数を入力し、検索すると空き情報と予約へ進めます。

部屋のタイプは、
ガーデンビューの1名1室(トイレ・バス共同)は、アルヴァルームとエリッサルームの2部屋の他、
2名1室のツーベットルーム(トイレ・バス・キッチン有)、
2〜4名1室のスタンダードルーム(トイレ・バス有)があります。

ちなみにサウナもあります。※後述

行き方

ヘルシンキからユバスキュラまでの行き方については、こちらを参照してください。

ユバスキュラ駅からバスターミナル(Paikallisliikenneterminaali)へ

ユバスキュラ駅に着いたら、バスターミナルに向かいます。
駅から徒歩数分のところにあります。

このバスターミナルの5、6番ホームへ


16 Muuratsalo,Saynätsaloまたは21 Muurame行きに乗ります。

バスターミナルからセイナッツァロのタウンホール

バス運賃:3.25ユーロ(2024年 現在)

私は、バスの運転手に行き先を伝え、クレジットカードで支払い乗車しました。
※現金も可

バスに乗り、約30分でセイナッツァロのタウンホールに到着します。

開館時間と入館料

開館時間:12時〜16時(6月から8月)
     12時〜15時(9月から5月)
入館料:10ユーロ(2024年現在)

宿泊者は入館料なしで見学できます。

チェックイン

そもそも予約したものの、受付はどこにあるのだろ?と疑問を持っていました。
しかし、わからないことは現地で聞けばいいかとスタンスだったので、
何も気にせず、セイナッツァロのタウンホールへ行きました。

セイナッツァロのタウンホールに着いて早々、
カフェで休んでいる方達が親切に受付の場所を教えてくれました。

ちなみに受付の場所はこちら

この階段を登り右手にエントランスがあります。

このエントランスを入って右に進むと受付があります。

2階平面図

受付にて、Agodaで予約したこと、名前、支払い済みであること伝えると、
パスポートの提示と書類(氏名、住所等)の記入がありました。
そして、鍵を受け取り、部屋まで案内してもらいました。

宿泊した部屋について

2階平面図

私が宿泊したのは、アルヴァルーム。

蔦が絡まった木製の窓とアアルトのデザインしたファブリック(VENEZIA)のカーテン、デイベットなどが置かれています。

椅子に座って、
ゆっくりと時が流れるのを感じながら、
窓をずっと眺めていました笑

本当に居心地が良かった。

共同のトイレとシャワー

この日は隣部屋のエリッサルームに宿泊者がいなかったため、独り占めできました笑

アルヴァルームの注意点は、
部屋のドアの建てつけが悪いため、施錠/解錠するのにコツが必要です。

施錠/解錠の際は、
ドアを手前に引きながら、鍵を回す必要があります。
私はコツを掴むのに時間がかかりました笑

サウナ

サウナは一階にあります。
水曜日と土曜日はサウナを体験できるそうです。

事前に知っていたら、水曜日に予約したのに笑
サウナに入りたい方は、水曜日か土曜日に予約しましょう!!

※サウナ室の写真だけ撮りました。

サウナ前室のシャワー

サウナ

見どころ

中庭

庭って、一般的に1階(地上階)の外にあるものですよね。
しかし、この中庭が2階にあります笑
なので、完全に固定観念を取っ払った中庭となっています笑

そして、2階に中庭をもってくることで、
建物の周りを見渡すことができ、
壁による圧迫感のない中庭が実現できます。
また、この建物だけを観ろ!という主張ではなく、周りの環境と調和した建物となっています。

このバランス感覚が他の近代建築の巨匠の中でもなかなかいない、
アアルトの素晴らしい才能だと思っています。

回廊

美しい回廊が中庭を囲っています。

回廊も一般的なものは、単純にコの字状またはロの字状となっています。
しかし、アアルトは回廊の一部分に出っ張りを設けています。
合理的に考えると無駄なスペースです。

2階平面図

ただこうすることで、人が立ち止まることができるスペースができ、
単調だった回廊にアクセントとゆとりが生まれます。


また、実際に私がこのスペースに足を踏み入れた時に、
不思議と窓辺に寄り添って中庭を眺めたくなる憩いの場になっているような気がしました。

アアルトは合理的な面も勿論持っていますが、
こうしたちょっとした遊びというか、大らかな面も持っています。

現代社会では、コストを抑えようとか、工期を短くしようと考えるので、
このようなスペースを作るには勇気が要ります笑
まさに余裕がない証拠ですね笑

図書館

小さな図書館です。
作りかけのジグゾーパズルがありました。

この地域は治安が良さそうなので、盗んだり、隠したりする悪ガキがいなさそうです笑

2階の中庭に面した窓際には、アアルトの書籍が並んでいます。

連続で立ち並ぶ窓から入ってくる光が館内を優しく照らし、温かみのあるとなっています。

階段

窓から入ってくる光の差し込みが美しかったです。

議会室

タウンホールは明るい雰囲気の建物ですが、議会室はマッシブで、やや暗い部屋となっています。
天井には、アアルトが考案した独特な木の梁組があります。

木の梁組

その他

セイナッツァロのタウンホール近隣のカフェ、レストラン、スーパーマーケットについて紹介。

カフェ

セイナッツァロのタウンホール内には、カフェ「Aabakery Town Hall Cafe & Bakery」があります。

夕方前と翌日の朝に利用しました。

◾️営業時間
平日: 8時から17時まで
土曜:10時から17時まで
日曜:11時から17時まで

レストラン

セイナッツァロの島には3店舗くらいレストランがあります。

この中で、実際に私が利用したお店はセイナッツァロのタウンホールから一番近い「Aalto Pizzeria」というピザ屋さんです。

◾️営業時間
平日、土曜:11時〜20時30分
日曜   :12時〜20時30分

スーパーマーケット

タウンホールの近くにSale Säynätsaloというスーパーマーケットがあります。
比較的広いスーパーマーケットで、食料品や飲み物、お菓子、お酒などを買うのに便利なお店となっています。

◾️営業時間
平日、土曜: 7時〜22時
日曜   :10時〜22時

コメント

  1. マル より:

    たけさんは今まで何カ国行きましたか?
    またここはおすすめという国はありますか?

    • たけ散歩 より:

      マルさん こんにちは
      私はこれまでに11カ国に行ったことがあります。
      全てヨーロッパの国です。

      おすすめの国と言われると、
      食べ物が美味しく、観光スポットも多いイタリアを推しています。
      ヨーロッパの第一歩としてアリかなと思うのですが、
      スリ、ミサンガ売りなど治安があまり良くないので、緊張感が必要です。

      ただ、この緊張感をクリアすれば、スイスより北のヨーロッパは快適に旅行できるようになります笑

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