アフリカ中央部に位置する高原が広がる内陸国ルワンダの首都キガリ。
ルワンダの人口は、約1300万人、
首都キガリの人口は、約175万人です。
公用語はキンヤルワンダ語、フランス語、英語です。
ドイツ領、ベルギー領を経て、1962年に独立した国です。
民族とルワンダ内戦について
主に3つの民族(フツ、ツチ、トゥワ)が住んでいる国です。
フツ人は、ルワンダの人口の8割を占めており、農耕民が多い民族です。
ツチ人は、少数の民族で、牧畜民が多い民族です。
トゥワ人は、3つの民族の中で最も少数の民族で、狩猟採集民が多い民族です。
フツ人とツチ人は、しばしば対立や紛争を起こしており、
ルワンダ内戦という、1990年から1993年にかけてフツ人の政府軍と民兵組織と、ツチ人のルワンダ愛国戦線との間で行われた紛争があり、多くの死亡者や難民が出てしまいました。
1993年にルワンダ愛国戦線により内戦は終戦しましたが、
1994年には、飛行機によるフツ系大統領の死亡をきっかけに、フツ人によるツチ人、トゥワ人への大量虐殺が行われています。
その後、同年に新政権となり、民族緩和政策をとっています。
農業、工業について
ルワンダでは農業が盛んで、コーヒー豆や茶の生産が盛んです。
また、鉱山資源も豊富でスズ、レアメタルなどを生産し、輸出しています。
最近では、海外に移住していたツチ人の帰還や、外国企業の進出により、経済成長をしており、
観光業にも力を入れ始めています。
Visit Rwandaについて
ルワンダ政府は観光誘致のため「Visit Rwanda」を立ち上げており、
https://www.visitrwanda.com
2018年にプレミアリーグのアーセナルのユニホームスポンサーとなり話題となりました。
当時のスポンサー料が3年間で約43億円。ルワンダ国民の多くが貧困で苦しむ中、
この巨額な契約に批判の声もあったそうです。。
23-24シーズンも引き続きスポンサーとなっており、
ユニホームの左袖に「Visit Rwanda」のロゴが入っています。
皆さんに少しでもルワンダのことを知って頂きたいのと、「Visit Rwanda」に貢献したいという気持ちが強くなりすぎて話が長くなりました笑
それでは、物件の紹介について進めたいと思います。
①コーヒー農園
ルワンダはコーヒー栽培が盛んです。
1904年にルワンダにコーヒーが植樹されて以来、コーヒー産業が盛んです。
地理的にも、標高が高く、降雨も一定にあるので、コーヒーの栽培に適しています。
主な豆の品種は、カトゥアイ種とブルボン種です。
ルワンダのコーヒー豆の特徴は、甘みがあり、花や柑橘系のような香りがします。
私の好きなコーヒー豆の産地の一つで、
池袋にある「COFFEE VALLEY」でもルワンダ産のコーヒー豆を販売している時があるので、
販売している際は、すかさず購入しています笑
https://coffeevalley.jp
2021年のデータによると、
ルワンダ産のコーヒー豆の生産量は世界31位の19467トン。世界シェアの0.2%と言われています。
日本への流通量はまだまだ多くはなく、希少な部類に入るかと思います。
なので、スペシャリティコーヒーを取り扱う一部の店舗でしか入手ができない状態です。
※通販で購入できるサイトの紹介です。
常盤珈琲焙煎所
https://tokiwacoffee.com/seisan/rwanda/
SPECIALTY COFFEE WATARU
https://www.specialty-coffee.jp/products/list?category_id=22
②スズ鉱山
スズ(錫)※元素記号:Snは、光沢のある銀白色の金属です。柔軟に変形できる性質で、耐食性もあるので、青銅・ハンダ・活字などの合金用や錫メッキに用いられます。
ルワンダのスズ生産量は、2020年で世界13位となっています。
採掘会社「Trinity Metals Group Rwanda」より、
Musha Minesという鉱山で錫を生産していることがわかりました。
https://trinity-metals.com/home/projects/
キガリから東へ45km程の場所に位置するルワマガナ地区にある鉱山です。
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