パラグアイ東部のブラジル国境付近に位置するシウダーデルエステ。
パラナ川が流れるパラグアイ第二の都市です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①川魚料理店
シウダーデルエステの東部には、パラナ川が流れています。
パラナ川には、ミナミアメリカハイギョ、タイガーショベルノーズキャットフィッシュ、ドラドなどが生息しています。
特にドラドはカラシン目・カラシン科・サルミヌス属に分類される南米産の大型淡水魚です。
大型で金色に輝いていることから「川の虎」という異名を持っています。
そして、現地の方はドラゴを食用としており、刺身や炭火で焼いたりするようです。
内陸国であるパラグアイにも関わらず、シウダーデルエステ市内には鮮魚や釣具店が多くあります。
さて、本題の川魚料理店ですが、料理店(レストラン)を見つけることができていません。
ただ、Pescadería ITAJU HOVYという鮮魚店にて、ドラド?を焼いている写真がありました。
②大豆畑
2021年のパラグアイの大豆生産量は10537千トンで、世界第6位。
世界を代表する大豆生産国となっています。
この生産した大豆の多くは輸出されており、パラグアイ経済を支えています。
③スギ伐採場
スギ(杉)はスペイン語でcedro(セドロ)といいます。
セドロは、加工が容易で耐久性があることや、材の乾燥が早く、乾燥後も安定しているので、
内装建具、羽目板、テーブル、ボートやカヌーデッキなどに利用されます。
パラグアイには、このセドロの樹が広がっており、セドロを伐採し、製材工場で加工を行っているようです。
さて、本題のスギ伐採場ですが、伐採場を見つけることができていません。
参考までにシウダーデルエステから南西120kmの場所に
「Aserradero Torres e Hijos」という材木店があります。
スギ(セドロ)材を加工しているのかどうか詳しくはわかりませんが、
画像より何かの樹の伐採も行っているかもしれません。
④巨大水力発電
イタイプダムの水力発電のことだと思います。
イタイプダムは、ブラジルとパラグアイの国境を流れるパラナ川にあるダムです。
ブラジルとパラグアイの共同出資で作られ、管理も両国が共同で行ってます。
ダムの高さ196m、最大落差120m、堤防の長さ7919m、貯水湖の面積1350㎢、貯水量290億トンと
規模がとてつもなく大きく、水力発電の発電能力は1400万キロワットで世界第2位となっています。
なお、発電した電力はブラジルとパラグアイで均等に分けることになっているようですが、
人口の少ないパラグアイにとっては、その何割かで国内需要を全て満たせるので、
残りはブラジルに売電しているようです。
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