カナダ東部ニューファンドランド・ラブラドール州の州都セントジョンズ。
ニューファンドランド島の東南に突き出たアバロン半島の東端に位置する港町です。
世界一霧の深い街としてギネス世界記録に認定されています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①クラシックなパブ
セントジョンズはイギリスの自治領だった歴史があるためか、パブが多くあります。
物件名が「クラシックなパブ」ということなので、
老舗感といいますか、昔ながらのスタイルのパブを探してみたところ、
「Shamrock City Pub」
「The Duke Of Duckworth」
「YellowBelly Brewery」
と、これもまたいくつか候補が出てきました。
なので、クラシックなパブのモデルが特定できていません笑
②タラ漁事業
セントジョンズはかつて漁港として繁栄し、現在も水産業が行われている都市です。
そして、セントジョンズのあるニューファンドランド島沖の「グランド・バンクス」と呼ばれる浅い海域は、タラの漁場として知られています。
しかし、このグランド・バンクスは、
第2次世界大戦後に魚の加工設備まで備えた大型のトロール船が登場したことによるタラの乱獲で、
タラの数が激減したことや、
1990年代以来続く漁獲制限で漁民の生活が崩壊により、
タラ漁は活気がない状態が続いています。
③鯨ウォッチングツアー
セントジョンズ沖合には、ザトウクジラが生息しており、
鯨ウォッチング(ホエールウォッチング)ツアーが人気となっています。
※参考までに、トリップアドバイザーグループのViatorにて、ボートツアーの申し込みができます。
④地ビール工場
セントジョンズ市街から北東約5kmの所にある漁村「キディ・ヴィディ」。
この漁村に「Quidi Vidi Brewing Company(キディヴィディ ブリュワリング カンパニー)」というビールの醸造所があります。
ラガービールの「アイスバーグ」、IPA(インディアペールエール)の「アーツ&IPAs」などを製造しています。
⑤探検家の石塔
Cabot Tower(カボット・タワー)のことだと思います。
セントジョンズは、1497年に探検家ジョン・カボットがヨーロッパ人として初めて町近くの港に上陸したと言われています。
ジョン・カボットがセントジョンズに上陸して400周年を記念として、1897年に建設が始まり、1900年に完成した石塔がカボット・タワーです。
このカボットタワーは、セントジョンズの街を見渡せる丘にあることから、観光スポットとして、
人気となっています。
⑥天然ガス田、⑦海底油田
⑥、⑦ともハイバーニア油田のことだと思います。
セントジョンズから東へ約315kmの大西洋陸棚(ジャンヌ・ダルク盆地)にある北アメリカ大陸大西洋岸最大の油田です。石油プラットフォームにて海底の原油や天然ガスを採掘しています。
なお、石油プラットフォームとは、海上に設置される規模の大きい海洋構造物で、
海底の原油・天然ガスを掘削するために必要な労働者や機械類を収容する施設です。
また、この一帯は油田が多くあり、ハイバーニア油田の他、
テラ・ノヴァ油田、ホワイト・ローズ油田などがあります。
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