【元ネタ予想】桃太郎電鉄ワールド　地球は希望でまわってる！　〜ベリーズシティ編〜

中央アメリカ東部に位置するベリーズ。
旧称：イギリス領ホンジュラス
1973年にベリーズと改名し、1981年にイギリスから独立した国です。

そのベリーズ最大の都市がベリーズシティ。人口約6万5000人（2020年）
カリブ海に面し、ベリーズ川の河口に位置する港湾都市です。

かつてはベリーズの首都でしたが、度々ハリケーンの被害が多く、
1961年のハリケーンで街の約7割が壊滅する被害が出たため、植民地政府が遷都を計画し、
1970年にベリーズシティから南西６5km離れたベルモパンに首都を移転しました。

ベリーズシティの気候は熱帯モンスーン気候（Am）、年間平均気温26℃、湿度は87％だが、夕刻になるとさわやかな貿易風が吹いて過ごしやすいようです。

経済は第一次産業が多く占め、砂糖、オレンジ、グレープフルーツ、ロブスター、マホガニー（木材）を生産し、大部分はアメリカやイギリスに輸出しています。

近年は、世界遺産の「ベリーズ珊瑚礁保護区」や古代マヤ文明の都市遺跡であるラマナイ遺跡などがあり、観光資源も豊かなため、
観光（第三次産業）に力を入れ始めており、観光立国として期待されています。

それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。

①ロブスター料理店

毎年6月中旬から翌年2月中旬までが、ロブスターのシーズン。
ベリーズでは、ロブスターを丸ごと一匹グリルで焼いて、塩とライムまたは、ガーリックソースでいただくようです。

さて、本題のロブスター料理店ですが、
ベリーズシティ内の人気店を2件紹介したいと思います。

CELEBRITY RESTAURANT

ベリーズ博物館近くにある高級感のあるレストラン。
ロブスターのグリルやココナッツカレーなどあります。
ロブスター以外にも肉や海鮮、ベリーズ料理などもいただけます。

Midtown Restaurant & Bar

ロブスター料理のメニューが豊富です。
定番以外にも、サラダ、ホワイトソース、トマトソース、パスタなどもあります。
その他、肉、魚、ベリーズ料理、ハンバーガー、フムスなどダイニングメニューも充実しています。

番外：世界遺産「ベリーズ珊瑚礁保護区」

ベリーズ珊瑚礁保護区は、世界で２番目に大きい珊瑚礁で、北半球最大の珊瑚礁でもあります。
※世界一は、オーストラリアのグレートバリアリーフです。

1996年に世界遺産登録されました。
登録エリアには、
グレート・ブルー・ホール天然記念物
サウス・ウォーター・カイエ海洋保護区
ハーフムーン・カイエ天然記念物
ラフィング・バード・ガイエ国立公園
バカラルチコ国立公園
グローバーズ・リーフ海洋保護区
サポディーヤ・カイエス海洋保護区
と7つの保護地区が含まれています。

珊瑚に適した環境のため65種の珊瑚が見られます。
また、海水温度20度以上、透明度も高く、その美しさから「カリブ海の真珠」と呼ばれています。

しかし、石油探査計画、過度な観光開発、周辺のマングローブの伐採などにより、2009年に危機遺産リストに追加となりましたが、2017年に全海域での油田開発につながる石油探査を禁止とする法案を制定。
さらに、マングローブの伐採による規制を厳しくしたことにより、世界遺産委員会に評価され、
2018年に危機遺産リストから抜け出すことができました。