ベネズエラ北東部に位置する都市シウダーグアジャナ(シウダーグアヤナ)。
オリノコ川南、カロニ川の合流地点にある計画都市です。
ケッペンの気候区分では、サバナ気候(Aw)に属します。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①アレパサンド屋台
アレパサンドはベネズエラで主に朝食として食される料理です。
アレパとはトウモロコシの粉を水で溶いて焼いたパンのことで、
このアレパにチーズ、ハム、ポーク、チキン、煮込み豆、スクランブルエッグなどを挟んだものをアレパサンドと言います。
シウダーグアジャナ市内のカフェでアレパサンドを提供しています。
②鉄鉱山
2021年のベネズエラの鉄鉱石生産量は、1410千トンで世界第27位です。
鉄鉱石は、先カンブリア時代の地層が露出している安定陸塊の楯状地で多く産出されます。
ベネズエラ東部の地形はギアナ楯状地のため、鉄鉱石が採れ、
ベネズエラを代表的する鉄鉱山は、
シウダーグアジャナから南西150kmに位置するセロ・ボリバル鉄山です。
③ボーキサイト鉱山
ベネズエラのボーキサイト生産量(2020年)は、250千トンで世界第23位くらいに位置しています。
シウダーグアジャナ周辺は熱帯のサバナ気候(AW)のため、雨季があります。
雨が降ると土壌中に含まれてる様々な養分、有機分が雨で溶けて流れていきますが、
ボーキサイト(酸化アルミニウム)は、水に耐性があり、流れず残留するため、
ベネズエラでボーキサイトが産出することができます。
さて、ベネズエラのボーキサイト鉱山ですが、
ベネズエラ中央部にロス・ピヒグアオス ボーキサイト鉱があります。
④天使の滝
エンジェルフォール(エンジェル滝)のことだと思います。
シウダーグアジャナから南へ約250kmに位置する世界遺産「カナイマ国立公園」内にある滝です。
景色が美しい有名な滝として知られ、
一段の滝としては世界最大の落差(979 m)を誇っています。
コメント