ベルギー料理には、ムール貝とフリット(フレンチフライ)がセットとなったムール・フリットがあります。
このムール・フリットのムール貝には、
ムール貝をエシャロット、パセリ、バターと共に白ワインで蒸した「ムール貝の白ワイン蒸し(Moules marinières)」、
セロリ、香味野菜と一緒にバターで炒める「ムール貝のナチュール(Moules natures)」、
他にもクリーム蒸し、ビール蒸し、ガーリック蒸しなどが調理法があるようです。
いくつかある調理法の中で、私がお勧めするのは、ムール貝の白ワイン蒸し!!
これしか食べたことがないですが、貝好きや、
あさりの酒蒸しが好きな人は絶対に食べるべきです笑
そんなムール貝の白ワイン蒸しですが、ブリュッセルの中心地グラン・プラス近くにあるChez Leonのが有名です。
しかし、今回はChez Leonではなく、私がブリュッセルに訪れる機会があれば、また行きたいと思えたお店Le Bistro – Porte de Halを紹介したいと思います。
こちらのレストランは中心地ではなく、
ブリュッセル南部のホールの門近くにあるベルギー料理屋ですが、訪れる価値はあります。
Le Bistro – Porte de Hal
行き方、営業時間
ユーロスターの停車駅「ブリュッセル南駅(BRUXELLES MIDI)」から徒歩で行く場合
駅からお店までは徒歩13分。
途中、緩やかな勾配のある登り坂となっています。
営業時間:10時30分から23時
https://le-bistro.be/en/reservation
ムール貝の白ワイン蒸し
Mussels White wine (ムール貝 白ワイン)
28.8ユーロ
画像からもわかるように鍋いっぱいにムール貝が入っています。
食べ切れるか心配になりますが、
ほのかに口の中に広がる香味野菜が心地よく、
不思議とムール貝→フリット(フライドポテト)→パン、ビールのサイクルで簡単に平らげてしまいます笑
ビール
いくつかベルギービールを取り扱っていますが、
私はグリムベルゲン(Grimbergen)にしました。
グリムベルゲンは、
ブリュッセル郊外にあるグリムベルゲン修道院が醸造している上面発酵のビールです。
アルコール度数はやや高めですが、フルーティーで飲みやすい印象でした。
日本では、amazonや楽天、海外ビールの品揃えが良い酒屋などでたまに販売しています。
ちなみに、
ベルギービールには、トラピストビールと呼ばれるトラピスト会修道院で作られる上面発酵のビールがあります。成城石井とかに売っているシメイが有名です。
トラピストビールはトラピスト会修道士の協会によって定められた規則を遵守することでトラピストビールのロゴが入ったラベルと名称の使用が認められています。
その一方で、トラピスト修道院以外の修道院で醸造しているビールをアビイビールと言います。
グリムベルゲンもアビイビールに分類されています。
なお、トラピストビールとアビイビールのどちらも、香りを立たせるために聖杯型のグラスで飲むのが一般的となっています。
ムール貝の白ワイン蒸し以外のおすすめメニュー
ムール貝の白ワイン蒸しが美味しかったのだから、他のメニューも美味しいだろうということで、
夕食もこちらのレストランに伺いました笑
注文したのは、Flemish beef stew(牛肉のビール煮)。
21ユーロ
牛肉をグリムベルゲンのビールで煮込んでいるみたいです。
他のお店(グランプラス近くのお店)でも牛肉のビール煮を食べましたが、
Le Bistro さんの方が味がしっかりしていて、肉も柔らかく断然美味しかったです。
最後に、
ブリュッセルを訪れて、昼・夕食を迷われている方は是非、Le Bistro行って食べてみてください。
かなりオススメです。それでは!!
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