サウジアラビア西部に位置する都市メディナ(マディーナ)。
イスラム教の第2の聖地です。
メディナとは、アラビア語で「町」を意味します。
ケッペンの気候区分は砂漠気候(BWh)です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①サンブーサ屋
サンブーサとは、ひき肉やチーズを小麦粉の生地で包み揚げたアラビア料理です。
地域によって、三角形、円錐形、半月の形に包むようです。
メディナにもサンブーサを提供するお店が多くあります。
Googleマップにて評判の良いお店は、
イスラム教の第2の聖地である預言者のモスクから2km程にある「Manto & Yagmsh Gwar」です。
②シャワルマ屋台
シャワルマとは、元々はトルコ語で「回転」を意味する「çevirme(チェヴィルメ)」からきているそうです。
羊肉や鶏肉を金属製の串に突き刺した状態で回転させて焼いた料理です。
※ケバブやギロスと同じ起源を持ちます。
イスラエルやレバノンの料理ですが、メディナにも多くのシャワルマ屋があります。
その中で、Googleマップで評判が高いお店は、「شاورما عايض(シャワルマ・アイェド)」。
行列のできる人気店となっています。
③イスラム数珠屋
ミスバハというイスラム教で用いられる、玉を連結した祈りの用具があります。
こちらをイスラム数珠と言っているのかと思います。
メディナ市内にもミスバハ(イスラム数珠)のお店が多くあります。
④ナツメヤシ農園
ナツメヤシとは、乾燥気候を好むヤシの一種です。
食用のほか、ヤシ油やジャムの原料。樹液を発酵させてヤシ酒を造ったりします。
ドライフルーツにしたデーツは、栄養価が豊富で腸内環境の改善効果や、美容に良いため、
お土産として人気です。
⑤高級デーツ市場
前述のナツメヤシをドライフルーツにしたものがデーツ。
デーツは、栄養価が豊富で腸内環境の改善効果や、美容に良いため、
現在注目されているフルーツです。
メディナ市内には多くのデーツ店があります。
その中でもGoogleマップで高評価のお店が
「تالة التمور الفاخرة – المدينة المنورة(ラグジュアリーデート – メディナ)」。
市場ではありませんが、様々な種類の高級デーツを取り扱うお店となっています。
⑥巡礼ホテル
かつてのサウジアラビアは、イスラム教徒の巡礼や商用目的など、限られた外国人だけが入国できる「閉ざされた王国」でした。
ですので、メディナにあるホテルはイスラム教徒の第2の聖地である預言者のモスクへの巡礼のためにある宿泊施設となっていました。
なので、預言者のモスクの周りには多くのホテルがあります。
代表的なホテルは、
「Anwar Al Madinah Mövenpick(アンワル アル マディーナ モーベンピック)」。
預言者のモスクから徒歩で約5分の所にあるエレガントな五つ星ホテルです。
ちなみにサウジアラビアでは2019年に観光ビザが解禁。
日本人や一部の外国人の入国が可能になりました。
さらに、2022年にはメディナへの観光客受け入れも解禁しました。
ただし、観光客は預言者のモスクへは入れないようです。
また、観光客の受け入れ以前にも多くのホテルがありましたが、
現在もホテル建設が進んでいるようです。
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