フィリピンの首都マニラ。
農産物の集散、加工、輸出を中心として発展した同国最大の都市です。
首都近郊に輸出加工区を設置し、電子、化学などの工業を誘致しており、
近年は、IT産業などの先端技術産業を誘致しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①アドボ食堂
アドボとは、スペイン語で「マリネする」または「漬ける」を意味する動詞アドバルからきている、
肉や野菜の煮込み料理のことです。
フィリピンの家庭料理で、マリネなので酢を使用することが多いようです。
さて、本題のアドボ食堂についてですが、
今回紹介するのは「Adobo Connection」。
アドボを提供するファーストフードチェーン店で、
マニラ市内に多くの店舗を構えています。
②ルンピア屋
ルンピアとは、フィリピンやインドネシア、中国の春巻きのことです。
中身はエビ、鶏肉、豚肉などにココナッツの実を混ぜたものが入っています。
フィリピンでは、集まりやお祝いで提供される最も一般的な料理とされています。
本題のルンピア屋ですが、マニラにはルンピアのお店が多くあります。
その中でも、人気店の一つが「Globe Lumpia House」です。
③織物工場
マニラには、マニラ麻と呼ばれる丈夫な繊維が取れる植物があります。
このマニラ麻からロープを製造していたため、古くから繊維業が発展していました。
※マニラ麻という名前ですが、分類上は麻ではないようです。
また、マニラはタガログ語で「ニラノキがある処」という意味の「マイニラ」が由来の都市です。
ニラノキは、アカネ科の低木で、マングローブ類に分類されます。
本題の繊維工場ですが、
マニラには繊維に関する工場がいくつかあります。
④化学製品工場
フィリピンには、 「D&L Industries」という化学メーカーがあります。
1963年設立。マニラから程近いケソンシティに本社があります。
工業用油脂、特殊油脂、料理用及びその他特殊食品原料や、着色料及びプラスチック添加剤の製造を行っています。
⑤電子機器工場
フィリピンの貿易品目(輸出)では、電子・電気機器が多く、その大半が半導体関連のものとなっています。
例えば、半導体検査用ICソケットやフレキシブルプリント配線基板を製造する日本企業「山一電機」のフィリピンにおける連結子会社「Pricon Microelectronics,Inc.」の
工場がマニラから南へ45km程の所に位置するカランバにあります。
なお2024年には、アメリカが半導体供給網を分散させるため、フィリピンは巨額の投資を示唆しています。
⑥乗合タクシー会社
マニラには、乗合タクシーの「ジープニー(ジプニー)」があります。
小型貨物自動車を改造したものが多いのが特徴で、
安い運賃で各所へ行ける庶民の足となっています。
また、日本のタクシーとは異なり、決まったルート(路線)を運行しています。
ほとんどのジープニーは、運転手とは別に車両のオーナーがいて、
運転手はオーナーに決まった車両借用料を支払い、客から受け取った運賃は自分の取り分となっているようです。
⑦大型モール
SMモール・オブ・アジア(SM Mall of Asia)のことだと思います。
2006年開業。
マニラ首都圏にあるパサイ市のベイシティにあるアジア最大級の大型ショッピングモールです。
ショッピングセンターの他、会議場、展示場、観覧車、アリーナなどもあります。
⑧海洋テーマパーク
マニラ・オーシャン・パークのことだと思います。
2008年開館の東南アジア最大の水族館です。
ホテル、レストラン、商業施設が併設されています。
ドーム状のガラス製のトンネルの水槽や、クラゲ館などがあります。
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