ブータン西部、ヒマラヤ山脈の南東にある盆地の底位置する首都ティンプー。
標高2320m。ケッペンの気候区分は、温帯冬季少雨気候(Cw)に属します。
ブータンについて
ブータン王国
1907年独立
首都:ティンプー
人口:約77万人(2020年)
面積:3.8万㎢
公用語:ゾンカ語
通貨:ニュルタム 1ニュルタム =約1.85円(2024年5月現在)
主な宗教:チベット仏教、ヒンドゥー教
主な産業:農業、牧畜業、電力
1972年にブータン王国の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが国民総幸福量を提唱。
GNH (Gross National Happiness)の概念に基づき、「世界一幸せな国ブータン」として注目されています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①唐辛子料理店
ブータン料理は、唐辛子(エマ)を多く使用するのが特徴で、世界一辛い料理と言われています。
唐辛子を香辛料としてではなく、野菜としてたくさん食べるようです。
例えば、唐辛子をチーズで煮込んだエマダツィという料理があります。
さて、本題の唐辛子料理店ですが、
ティンプーにあるBabesa Village Restaurantにて、
唐辛子を使用した料理があることが確認できました。
なお、ブータンの方達は、国外の人たちが辛さに耐性がないことを知っているので、
観光客用のレストランでは辛さを抑えたものを提供してるようです。
ですので、現地民が通うレストランに行けば、現地の辛さを味わうことができるかもしれません笑
②織物ショップ
ブータンには、男性民族衣装「ゴ」と女性民族衣装「キラ」があります。
「ゴ」は、一見着物のような衣装で、羽織って帯で止めて着用します。
一方、「キラ」は、ティマという3枚布を縫い合わせた布地を斜めに巻きつけた衣装です。
いずれも織物でできており、民族衣装のゴやキラだけではなく、スカーフやTシャツ、アクセサリーなどを製造しています。
そして、ティンプー市内には織物屋がいくつかあります。
その中で気になったのが、Gagyel Lhundrup Weaving Centre。
ブータン織物の見学や、ショップで織物の購入ができるお店となっています。
③水田
ブータンの主食は米のため、水田が多くあります。
白米ではなく赤米(ブータン赤米)を好んでいるそうです。
なお、お米の生産量は1987年が8.5万トンに対し、2005年は米4.5万トンと減少しているようです。
④ターキン動物園
ロイヤル・タキン保護区のことだと思います。
ブータンの国民的動物であるターキン(タキン)を飼育している動物園です。
ターキンはウシ科に属した動物で、ニホンカモシカの仲間のようです。
群れを作って暮らしており、
ブータンの他、中国のチベット地域周辺やインド北東部、ミャンマー北部などにも生息しています。
⑤電力会社
ブータン電力公社(Bhutan Power Corporation)のことだと思います。
2002年設立。ティンプーに本社を置く電力会社です。
なお、ブータンでは、
国土がヒマラヤ山脈の斜面にあることを活かし、水力発電を行い、電力をインドに輸出しています。
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