バングラデシュ中央部に位置する首都ダッカ。
世界有数のメガシティの一つです。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①トルカニ食堂
トルカニはベンガル語でカレーを意味します。
ダッカはベンガル地方(インド半島北東部、ガンジス川下流域の地域)に属しているため、
トルカニ(カレー)を提供する店が多くあります。
②ビリヤニ食堂
ビリヤニとは、スパイスと米、肉、魚、卵、野菜から作るインド亜大陸のムスリムが起源の米料理です。
ピラフに似ていますが、
ピラフは米を炒めた後に魚介・野菜などの具材とスープを合わせて炊き込むのに対し、
ビリヤニは原則として半茹でにした米と、別途調理された具材を合わせて炊き込むのだそうです。
バングラデシュでもビリヤニが食されており、
ダッカ市内にはビリヤニを提供するお店が多くあります。
参考までに、Googleマップにて口コミ数が多く高評価だったお店はNoyon Biryani House, Gulshan Link Roadというビリヤニ料理店でした。
③縫製工場
バングラデシュは人口が約1億6400万人(2020年)で世界第8位、
人口密度が1265人/㎢で世界第6位となっています。
また、賃金が安い国としても知られています。
そして、
人口と人口密度の両方が高く、
賃金が安い場所は、
安価で労働力を得ることができるため、
生産費用に占める労働費の割合が高い繊維や電気機械の組み立て工場が立ちやすくなります。
このような労働力を得やすい場所に立地する工業のことを労働力指向型工業といいます。
さて、本題の縫製工場ですが、
ダッカには多くの縫製(衣服)工場があります。
④ジュート加工場
ジュートとは、シナノキ科の黄麻(こうま)という植物の茎からとれる繊維のことです。
高温多湿を好むので、熱帯または亜熱帯で栽培されており、
バングラデシュやインドが主な生産地となっています。
ジュートを加工したジュート繊維は、
漁業用資材、農産物や鉱物・鋼材の梱包用資材、カーペットやラグなどのインテリア用品、
衣類などの繊維に用いれています。
本題についてですが、
ダッカ市やその周辺に多くのジュート加工場があります。
参考までに
HPを持っているジュート製造会社Asia Juteを紹介。
こちらの工場では、梱包用の袋、トートバック、紡績糸を製造しています。
⑤家電工場
Walton(ウォルトン)の工場のことだと思います。
Waltonは、
1977年設立。ダッカに本社を置く総合家電メーカーです。
元々は家電輸入会社でしたが、2006年に自社ブランドの家電を生産開始。
現在では、冷蔵庫、エアコン、オートバイ、電子レンジ、テレビ、携帯電話などを製造しています。
また、冷蔵庫、テレビに関してはバングラデシュ国内で最大のシェアを誇っているようです。
⑥クリケットチーム
バングラデシュで最も人気のあるスポーツはクリケットです。
2012年にクリケットのプロリーグ「バングラデシュ・プレミアリーグ」を発足しています。
本題のクリケットチームについてですが、
ダッカを本拠地としている球団「ドゥルダント・ダッカ」があります。
⑦小口金融銀行
グラミン銀行のことだと思います。
1983年設立。ダッカに本社を置く銀行です。
マイクロクレジットと呼ばれる貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資を主に農村部で行なっている銀行です。
また、銀行を主体として、インフラ・通信・エネルギーなど、多分野で「グラミン・ファミリー」と呼ばれるソーシャル・ビジネスを行なっています。
これらの社会的貢献により、
2006年に創業者のムハマド・ユヌス氏とグラミン銀行は、ノーベル平和賞を受賞しています。
コメント
余計なお世話かもしれませんがジュート加工場のところにビリヤニの写真があります!
報告ありがとうございます
修正しました