パキスタン南部に位置するシンド州の州都カラチ。
インダス川河口の西にある同国最大の都市です。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①ビリヤニ食堂
ビリヤニとは、スパイスと米、肉、魚、卵、野菜から作るインド亜大陸のムスリムが起源の米料理です。
ピラフに似ていますが、
ピラフは米を炒めた後に魚介・野菜などの具材とスープを合わせて炊き込むのに対し、
ビリヤニは原則として半茹でにした米と、別途調理された具材を合わせて炊き込むのだそうです。
パキスタンはムスリムの国のため、ビリヤニをよく食しており、
カラチ市内にはビリヤニを提供するお店が多くあります。
この中で、Googleマップにて口コミ数が多く、高評価だったお店はAl Rehman Biryani Kharadar – Towerでした。
②織物工場
パキスタンは灌漑農業により、綿花の栽培が盛んな国です。
また、人口が多く、人件費が安い国なので、
生産費用に占める労働費の割合が高い繊維や電気機械の組み立て工場が立ちやすくなります。
※労働力指向型工業
上記より、カラチ市内には織物工場が多くあります。
参考までに、カラチ市内にある織物工場「Lucky Tex Pakistan 」の画像を貼っておきます。
③化学肥料工場
カラチの主な産業に化学工業があります。
早速、本題についてですが、
Googleマップにて、「化学肥料工場」について調べてみたところ、
以下の工場がヒットしました。
この中でも、パキスタンの肥料市場の35%の市場シェアを誇るのがEngro Fertilizersです。
2010年設立。カラチに本社を置く複合企業Engro Corporationの子会社です。
窒素肥料、カリ肥料、水溶性肥料などを製造しています。
※カリ肥料…カリウムを有効成分とする肥料の総称
工場はこちら
④航空博物館
Pakistan Air Force Museum(パキスタン空軍博物館)のことだと思います。
パキスタン空軍の博物館で、50機以上の航空機、レーダー、ミサイルなどが展示されています。
⑤モヘンジョダロ
世界遺産「モヘンジョダロの考古遺跡」のことだと思います。
インダス文明の最古かつ最大の都市遺跡です。
紀元前2500年から紀元前1800年にかけて繁栄、
最大で4万人近くが居住していたと推測されています。
都市の建築物は主にレンガを用いられており、規模は約1.6km四方と推定。
碁盤目状に街路があり、水道、汚水の排水システム、公衆浴場も既に存在していました。
また、王宮や神殿跡が見つかってないところから、権力者が存在せず、人々が平等に生活していたのではと考えられています。
⑥古本市庭園
Frere Hall(フレア・ホール)のことだと思います。
イギリス領インド帝国時代にカラチの経済発展に貢献したヘンリー・バートル・エドワード・フレア卿の功績を讃え建設。
現在、一般公開されており、日曜日には庭園で書籍バザール(古本市)が開催されているようです。
⑦金ピカバス会社
カラチ市内には金ピカにデコレーションされたバスが走っているようです。
※通称:キンキラバス
なお、このデコレーションされたバスは、
マツダのバスをベースに改造されたものが多かったため、
現地の人々は「マツダ」と呼んでいるそうです。
⑧証券取引所
パキスタン証券取引所のことだと思います。
カラチに本部を置くパキスタン最大の証券取引所です。
1947年にカラチ証券取引所として設立。
2016年にカラチ証券取引所、ラホール証券取引所、イスラマバード証券取引所の合併により、
パキスタン証券取引所に改名しました。
主な株価指数は、パキスタン・カラチKSE100。
カラチ証券取引所で区分される34業種のそれぞれから時価総額最上位の銘柄を選定、
さらに業種とは無関係に時価総額上位の66社を加えた100銘柄で構成された株価指数となっています。
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