ケニア南部に位置する首都ナイロビ。標高1700m〜1800m程の高原にあります。
コーヒー豆、茶、サイザル麻の集散地であり、交通の要地です。
UNEP(国際環境計画)の事務所所在地でもあります。
ケニアについて
ケニア共和国
1963年にイギリスから独立
首都:ナイロビ
人口:約5377万人(2020年)
面積:58万㎢
公用語:スワヒリ語、英語
通貨:ケニア・シリング ※1ケニア・シリング=1.14 円(2024年8月現在)
主な宗教:キリスト教(プロテスタント:47%、カトリック:23%、その他キリスト教:12%)、
イスラム教:11%
主な産業:観光業、農業(コーヒー豆、紅茶)、鉱業(マグネシウム、石灰岩、金)
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①コーヒーショップ
ケニアのコーヒー豆生産は、2021年のコーヒーの生産量は約35,000tで世界25位。
主な豆種はアラビカ種で、SL,K7,ルイル11などの品種を栽培しています。
日本への輸出量が少ないため知名度は低いですが、世界規模で見ると人気があり知名度もあるコーヒー豆です。
ケニアの土壌は特徴的な赤土(ニティソル)で、アルミニウムや鉄分が豊富です。
そのため、風味が非常に豊かで、ベリー系の風味、柑橘系の酸味、柔らかな苦味とコクも併せ持つバランスの良いのが特徴です。
また、焙煎度によって味わいが異なる特徴もあり、
浅煎りから中煎りにすると、酸味が引き立ち、柑橘系のような爽やかさとフルーティな香りを楽しめます。
一方、深煎りにすると、酸味が抑えられ、コクと苦味がしっかりと出て、甘味も感じます。
ケニアのコーヒー豆は豆の大きさで等級を分けており、7.2mmより大きい豆をAA、
6.8以上7.2未満をABとしています。
個人的に好きなコーヒー豆なので、長々とケニア産のコーヒー豆について書いてしまいました笑
さて、本題のナイロビのコーヒーショップの紹介へ進めましょう。
JAVA HOUSE
ナイロビを代表するコーヒーショップです。
https://javahouseafrica.com
1999年設立。ナイロビの至るところにコーヒーショップを展開しています。
ケニアAAの豆意外にもルワンダ、ウガンダ、エチオピアなどの豆も販売しています。
コーヒー以外にもハンバーガーやカレー、ステーキなど食べ物も豊富なので、もはやファミレスです笑
Dorman’s Cafe
1950年設立。ヒルトンホテルやラディソン・ブルなどの有名ホテルやスーパーマーケット、コーヒーショップにコーヒー豆を卸しているコーヒーロースターです。
カフェもナイロビ市内に数店舗あります。
②焼肉ニャマチョマ食堂
スワヒリ語でnyama(ニャマ)は肉という意味です。
ニャマチョマはヤギ肉のグリルのことです。
ケニアではヤギの肉が好まれますが、牛肉も使われています。
ちなみに、ケニアの子ども達の遊びに「nyama nyama nyama」というのがあります。
地域によって細かい違いはありますが、大まかにルールを説明すると、
輪になり座って遊ぶゲームで、
リーダーが動物の名前を言い、ケニアで一般的に食べる動物の肉であれば、
みんなで「ニャマニャマニャマ」といい飛び上がります。
ヘビや犬などはケニアでは食べないので、ヘビとリーダーが言った場合は、
何も言わず、立ち上がらずの状態でいます。
食べることができる肉とそうでない肉についてや、動物の名前を覚えるのに適した遊びです。
また、ケニアのケンタッキーフライドチキンでは、ハッシュポテトとチーズをチキンフィレで挟む商品「THE NYAMA NYAMA BURGER」も出ています笑
本題:焼肉ニャマチョマ食堂
さて、ナイロビのニャマチョマについてですが、
今回紹介するのは、ナイロビにある
「The Carnivore Restaurant(カーニボア レストラン)」!!
牛、鶏、ワニ、ダチョウなどのお肉をストップをかけるまで延々と食べ続けることができる夢のようなレストランです笑
ナイロビ観光で大人気。
シュラスコ方式で店員さんがテーブルまでいろんなお肉を持ってきて、好きな分量を切り分けてくれます。
なお、お腹いっぱいになったら、シュラスコ同様に不要のプレートを掲げれば、店員さんはやってきません。
③ビーズアクセ店
ビーズアクセサリーは、ケニア(ナイロビ)のお土産として購入される方が多いです。
ナイロビ市内のマサイマーケットやマサイマラ国立公園近くのマサイ村の市場で購入できます。
ちなみにマサラマーケットは、手作り製品を作っている人たちが集まって販売する市場で、曜日によって行う場所が異なります笑
④マサイ布みやげ屋
マサイ布とは、マサイの人たちが纏っている布です。
ナイロビ市内のマサイマーケットで販売しています。
マサオマーケットが開催される場所のマップです。
日曜以外営業しているお店としては、Gala Clothwear Ltd。
HPのお客様の声より、こちらのお店にマサイ布を取り扱っているかもです。
番外:フェアトレードのお土産屋
マサイマーケットなどでは値引き交渉が当たり前。店員に絡まれて中々逃げ出せなかったり、
交渉ができずにぼったくられる人も中にはいると思います。
そんな方たちが安心して購入できるであろうお土産屋は、ナショナル・ミュージアム・オブ・ケニア内にある「CRAFTS CARAVAN FAIR TRADE SHOP」。
フェアトレードなので、値段はそこそこしますが、上質なクラフト製品を購入することができます。
⑤マタトゥバス
マタトゥとは、ケニア国内の長距離、短距離移動のシェアタクシーとして使用される個人経営の乗り合いミニバスです。
ド派手な装飾やペイントを施し、音楽をバンバンに流すなど、目立ってなんぼのバスです。
中には、人気のあるイケてるバスをマニャンガといい、追っかけするファンもいるとか笑
2004年の条例により、マタトゥとわかるように車体に黄色い線を入れる必要があるとか、
乗客全員シートベルトの着用とか、制服の着用義務とか規制が厳しくなり、
個性がなくなってきましたが、
近年は交通渋滞緩和政策として、大型マタトゥを推奨しており、大型マタトゥには黄色い線が不要になり、派手な大型マタトゥが増え始めているそうです。
⑥キリンのホテル
Giraffe Manor(ジラフマナー)のことだと思います。
https://www.thesafaricollection.com/properties/giraffe-manor/
1930年代に建てられたイギリス式邸宅をホテルに改築しています。
世界で最もキリンの近くで触れ合える場所と言われており、
キリンと一緒に朝食を楽しめたりします。
2024年シーズンは、一番お手頃な部屋で一泊3食で、大人一人につき1168USD(約17万円※2023年12月)です。高いと思うか安いと思うかはあなた次第です笑
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