インド東部に位置する西ベンガル州の州都コルカタ。
東インド会社の交易所として建設された都市で、
1773年から1911年まではイギリス領インド帝国の首都でした。
現在でもインド東部の政治・経済・文化の中心地となっており、
ジュート、繊維、金属、機械、化学、食品などの工業も発達しています。
それでは、物件の紹介へ進めたいと思います。
①チャイスタンド
チャイとはインド式の甘く煮出したミルクティーのことです。
コルカタにはチャイを提供するお店が多くあります。
カフェやレストランなどで提供をしていますが、
今回はチャイスタンドということで、Tandoori Matki Chaiの画像を貼っておきます。
②ベンガル料理店
ベンガル料理とは、インドの西ベンガル州からバングラデシュにかけて広がる地域の料理のことです。
代表的なものには、
ビリヤニや、
ベンガル語でカレーを意味するトルカリ、
野菜(じゃがいも)や魚などを潰してスパイスと混ぜ合わせた料理のボッタなどがあります。
さて、本題のベンガル料理屋ですが、
コルカタは西ベンガル州に属しているので、もちろんベンガル料理を提供するお店が多くあります。
中でも、Googleマップにて、口コミ数が多く、高評価だったお店はOh! Calcuttaでした。
③ミータイー販売店
ミータイー(Mithai)とは、インドのお祭りやお祝い事のときに食べられるお菓子のことです。
コルカタにはミータイー屋が立ち並んでおり、地元の人や観光客が多く訪れています。
参考までに、コルカタには店名そのままのMithaiというお店があります。
④金属加工場
コルカタは1858年から1911年にかけて、イギリス領インド帝国の首都でした。
この首都だった時代はインド最大の産業都市であり、繊維、金属、機械工業を中心に大きな工業地帯を擁していました。
その後は、地位が下がってはいますが、現在でも東部インドの経済の中心地として栄えてはいます。
さて、本題の金属加工場ですが、
コルカタには、金属加工業者が多くあります。
⑤カディ織り工場
カディ(KHADI)とは、インド東部、ベンガル地方を中心に織られてきた手織り物のことです。
このカディは、インドがイギリスの植民地だった時代に、マハトマ・ガンディーがイギリスの機械織りの布に対抗して、手織りのカディをインド各地に広め、人々に仕事を与え自立を促し団結させることでインドの独立に貢献したと言われています。
さて、本題についてですが、
コルカタには、Khadi Indiaというカディ織りの製造・販売をしている会社があります。
こちらの会社は、インド政府の零細・中小企業省による「Khadi & Village Industries Commission」の認証おり、約200人の職人によって、絹・綿のカディを生産しています。
⑥ボランティア施設
コルカタには、貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯を捧げたマザーテレサの施設がいくつかあります。
・ニルマル・ヒルダイ(清純・心/死を待つ人々の家)
・シュシュ・バハン(子供の家/孤児の家)
・プレム・ダーン(愛・贈り物の家/身寄りの無い老人の家)
・ダヤ・ダーン(親切・贈り物の家/ハンディを持つ子どもの家)
・シャンティ・ダーン(平和・贈り物の家/女性・薄弱者のための家)
これらの施設にて、マザーテレサの思いに触れようと、現在も世界中からボランティア希望者が集まってます。
ニルマル・ヒルダイ
シュシュ・バハン
⑦インド楽器工房
コルカタはハルモニウム(ハーモニウム)の製造で有名な街です。
ハルモニウムとは、金属性のリードを発音体として、送風によって発音する鍵盤楽器のことです。
コルカタでは、このハルモニウムをインド音楽の伝統に添う形で改良しており、
軽量化を施し、ひざの上に載せて演奏するスタイルとなっています。
さて、本題のインド楽器工房についてですが、
コルカタには、いくつかハルモニウム工房があります。
参考までにハルモニウム工房のHarmonium Dokanの画像を貼っておきます。
⑧コルカタ博物館
インド博物館のことだと思います。
1814年開館。コルカタにあるインド最古かつ最大の博物館です。
インド美術、考古学、人類学、地質学、動物学、経済植物学の6部門からなる収蔵品が展示されています。
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