オーストリア東部に位置し、首都であるウィーン。
「音楽の都」とも呼ばれています。
余談ですが、
永世中立国と聞くと、どの国を連想しますか?
おそらく多くの方は、スイスと答えるでしょう。
実は、オーストリアも永世中立国なんです!!
そのため、IAEA(国際原子力機関)やOPEC(石油輸出国機構)などの国際機関がウィーンに本部を置いています。
それでは、ウィーンの物件について紹介したいと思います。
①老舗カフェハウス
フラウエンフーバーのことだと思います。
https://cafefrauenhuber.at/index.php/en/
ウィーン最古のコーヒーハウスとして知られています。
また、モーツァルトやベートーベンがこのカフェの前身のレストランで演奏した記録が残っています。
1824年にカフェとなり、1891年にフラウエンフーバーという現在と同じ名前に改めました。
②有名菓子店
ウィーンを代表するお菓子といえば、ザッハトルテ!!
チョコレートケーキの上にさらにチョコレートをコーディングしたケーキです笑
このザッハトルテが名物のカフェが、五つ星ホテルのホテル・ザッハー内にある「カフェザッハー」です。
③クリスタル工房
スワロフスキーのことだと思われます。
1881年にダニエル・スワロフスキーがクリスタルをカットする機械を発明し、特許を取得。
1885年にオーストリアのチロル地方で創業したクリスタル製造ブランドです。
フランスのヴェルサイユ宮殿やニューヨークのメトロポリタンオペラやシャンデリアを手がけたり、
独自でアクセサリーの製造や、
クリスチャン・ディオール、シャネルのクリスタル装飾としてスワロフスキー製のものが使用されています。
④名門管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のことだと思われます。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は1842年設立で、
後述するウィーン国立歌劇場の専属オーケストラである、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の団員から選ばれたメンバーによって構成されるオーケストラです。
よく、ウィーン交響楽団と混同されます笑
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン交響楽団は別団体です。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の団員すなわち国家公務員であり、夜はオペラ公演をしたり、定期コンサートを積極的に行う楽団です。
一方、
ウィーン交響楽団は1900年設立の楽団で、ウィーン・コンツェルトハウスというコンサートホールを本拠地としており、コンサートを中心に行う楽団です。
⑤シェーナー宮殿
シェーンブルン宮殿のことだと思います。
世界遺産「シェーブブルン宮殿と庭園」として世界遺産に登録されています。
外観が重厚なバロック様式で、テレジア・イエローと呼ばれる黄色で統一された外壁が特徴の宮殿です。
歴史
元々、この宮殿の前身はオーストリアバロックを代表する建築家フィッシャー・フォン・エアラッハが設計した神聖ローマ皇帝レオポルト1世の離宮でした。
1740年にオーストリアの女帝マリア・テレジアがハプスブルク家の家督を継承し、この離宮を居城にし、大改築を行いました。何名かの建築家が引き継ぎ、規模の拡大、壁画や装飾、庭園も拡張され、壮大な宮殿へと変貌を遂げました。
19世紀に入り、神聖ローマ帝国が崩壊してもシェーンブルン宮殿は歴史の重要な舞台としてあり続け、
ナポレオン1世がオーストリアを占領した際には、この宮殿に司令部を置きました。
また、1814〜1815年にウィーン会議、1961年には当時のアメリカ大統領ケネディとソ連の最高指導者フルシチョフの会談も行われました。
重厚なバロック様式で、テレジア・イエローと呼ばれる黄色で統一された外壁が特徴です。
⑥格式ある歌劇場
ウィーン国立歌劇場のことだと思います。
1869年竣工の歴史のある歌劇場。歌劇場収容人員2280人。
毎年9月から翌年の6月までがオペラシーズンで、シーズン観客動員数は60万人程と言われています。
⑦宮殿美術館
ベルヴェデーレ宮殿のことだと思います。
ベルヴェデーレ宮殿内にある美術館は、ウィーン出身の画家クリムトのコレクションが多く収蔵・展示されていることで知られています。
特にクリムトの接吻が有名で、皆さんも美術の資料集やメディア等で観たことがあるのではないかと思います。
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